左カラム_農協協会90周年
Z-GIS左PC
左カラム_コラム_正義派の農政論_pc
左カラム_コラム_米マーケット情報_pc
左カラム_コラム_地方の眼力_pc
左カラム_コラム_食料・農業問題 本質と裏側
左カラム_コラム_昔の農村・今の世の中_pc
左カラム_コラム_TPPから見える風景_pc
左カラム_コラム_グローバルとローカル_pc
左カラム_コラム_ムラの角から_pc
株式会社カクイチヘッドSP
JA全中中央①PC
JA全中中央SP

【森島 賢・正義派の農政論】文政権の岩盤支持層2019年9月30日

一覧へ

【森島 賢】

 文在寅政権が、検察から激しい攻撃を受けている。先日、新しく任命した曹国法相が家宅捜索を受けた。まさしく、検察の政治介入である。
 曽法相は、文大統領のもっとも近い側近で、後継者ともいわれている人物である。つまり、文大統領の本人に対する攻撃ではなく、政権の中枢部を狙った攻撃である。しかも、嫌疑は曽法相の本人ではなく、家族に対するものである。
 儒教的色彩が色濃く残っている韓国社会とはいえ、家族はそれぞれが独立した人格をもっているし、責任ももっている。だからといって、もしも嫌疑が事実なら、家族の一員である曽法相も少しは責任があるだろう。しかし、それは検察が追及すべき法的な責任ではなく、社会的な責任だろう。
 韓国の国民は、どうみているか。国民の意見を、世論調査でみてみよう。文政権の支持率は、曽法相問題で一時急落したが、その後は回復している。何故か。

文政権の岩盤支持層01

文政権の岩盤支持層02

 上の2つの図は、最近の文政権の支持率を示したものである。
 ここで注目したいのは、検察の激しい攻撃にもかかわらず、また、一部のマスコミの痛烈な非難にもかかわらず、50%近い支持率があることである。韓国の国民は、寛容なのか。
 やや詳しくみよう。第1図は、世代別の支持率で、第2図は、職業別の支持率である。
 この2つの図をみると、30歳代と40歳代、そして、いわゆる知識層に、堅い支持層があることが分かる。岩盤的な支持基盤といっていいだろう。30歳代とホワイトカラー層の支持率は、50%を超えている。
 一昨日は、この若者たちが呼びかけて、文政権を支持し、検察に抗議する80万人の大規模な抗議集会が、ソウルで行われた。
 この層は、寛容なのか。そうではないだろう。文政権の政治を強く支持しているのだろう。

 ここで、文政権の政策をみてみよう。
 文政権は、2016年の若い人たちのローソク革命で、保守派の朴槿恵政権を倒した後にできた政権である。だから革新派の政権である。どの点が革新的か。
 主な内政では、最低賃金の大幅な引き上げ、鉄道の民営化に反対、脱原発などがある。また外交をみると、対日は、史上最悪の状態にある。対北は民族の悲願である南北統一、対米は対等な関係、対中は関係強化を目指している。
 これらの政策が、岩盤支持層から強固な支持を得ているのだろう。それは、法相問題などでは揺るがない不動な支持になっている。
 こうした流れは、東アジアの歴史的潮流を変えるだろう。それを韓国の農業者は、どうみているか。そして、日本は、この潮流の中で、どのような立ち位置に立つのか。それが、歴史から厳しく問われている。
(2019.09.30)

(前回 外交は内政の延長

(前々回 岐路に立つ東アジア

(「正義派の農政論」に対するご意見・ご感想をお寄せください。コチラのお問い合わせフォームより、お願いいたします。)

最新の記事

シンジェンタSP:アンケート(200603-)

注目のテーマ

注目のテーマ

DiSC:SP

JAの現場から考える新たな食料・農業・農村基本計画

新世紀JA研究会 課題別セミナー:SP

衝撃 コロナショック どうするのか この国のかたち

注目のタグ

JA共済連:SP

JA人事

JAバンク:SP

クローズアップ

JA人づくり研究会:SP

シリーズ

ニューロング:SP

特集

新世紀JA研究会:SP

解説・提言

農協研究会:SP
topへ戻る