【JCA週報】シンポジウム「プラットフォーム協同組合主義の現在」を開催2019年10月7日
「JCA週報」は、日本協同組合連携機構(JCA)が、各都道府県での協同組合間連携の事例や連携・SDGsの勉強会などの内容、そして協同組合研究誌「にじ」に掲載された内容紹介や抜粋などの情報を、協同組合について考える資料として発信するコーナーです。
今回は、シンポジウム「プラットフォーム協同組合主義の現在」の報告です。
シンポジウム「プラットフォーム協同組合主義の現在」
9月21日・22日、シンポジウム「プラットフォーム協同組合主義の現在」を開催しました。
JCAでは、「プラットフォーム協同組合主義」(Platform Cooperativism)の提唱者であるトレバー・ショルツ氏(博士、教授、米国ニュースクール大学「協同組合デジタル経済研究所」所長)の来日にあわせ、東京大学大学院情報学環・水越伸教授の研究室と協力し、東京大学本郷キャンパスにて、2日間にわたるシンポジウム「プラットフォーム協同組合主義の現在」を開催しました。
1日目の「プラットフォーム協同組合主義とはなにか?~デジタル経済における協同組合の可能性を探る~」は、約120名が参加しました。
ショルツ氏は基調講演で、雇用問題や利益の独占など、世界で進むデジタル経済の負の側面を指摘するとともに、その代替案としてのプラットフォーム協同組合主義の特長や各国での実践事例について報告しました。さらに、プラットフォーム協同組合主義を世界に広げることが必要とし、そのための資金やガバナンス等の課題についても指摘しました。
会場から、民主制やメンバーシップ制を持つ協同組合とイノベーションとの関係、プラットフォーム利用との関係などについて質問が出されました。
パネルディスカッションでは、コープこうべの浜地氏より、コープこうべにおける「たすけあいのプラットフォーム」をめざす取り組み事例について報告があり、それを受けて、プラットフォーム協同組合主義の意義や可能性について意見交換しました。
(略)
(以下 略)
日本協同組合連携機構(JCA) ウェブサイトより
本コラムの記事一覧は下記リンクよりご覧下さい。
コラム一覧【JCA週報】
重要な記事
最新の記事
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
アメリカ・バースト【小松泰信・地方の眼力】2025年4月30日
-
【人事異動】農水省(5月1日付)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日
-
【'25新組合長に聞く】JA新潟市(新潟) 長谷川富明氏(4/19就任) 生産者も消費者も納得できる米価に2025年4月30日
-
備蓄米 第3回は10万t放出 落札率99%2025年4月30日
-
「美杉清流米」の田植え体験で生産者と消費者をつなぐ JA全農みえ2025年4月30日
-
東北電力とトランジション・ローンの契約締結 農林中金2025年4月30日
-
大阪万博「ウガンダ」パビリオンでバイオスティミュラント資材「スキーポン」紹介 米カリフォルニアで大規模実証試験も開始 アクプランタ2025年4月30日
-
農地マップやほ場管理に最適な後付け農機専用高機能ガイダンスシステムを販売 FAG2025年4月30日
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日