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(472)6分の発表前の1年間【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2026年2月6日

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 勤務先の大学では、毎年卒業論文の提出が1月末です。その約2週間後に最終発表会を経て、4年生は大学生活を終えることとなります。

 毎年のことだが、1月末から2月中旬まではかなり忙しい毎日が続く。研究室により異なるが、筆者の研究室で概ね以下のような日々を繰り返してきた。

 近年の大学4年生の就活は3年生の最後から4年生の最初にかけて集中する。そのため、4年生春の学生の動きはゼミ生により異なる。早く内定を取得した学生は落ち着いて授業や卒論に取り組めるが、内定時期が遅くなると4年生前期は落ち着いて何もできない。全てにおいて就活が優先される。

 今年の筆者のゼミの学生たちは、比較的早い時期に内定を取得したようだ。それでも4~5月はなかなか落ち着いてゼミができなかった。6~7月にかけて、学生たちの気分はようやく卒論の基礎調査(先行研究の調査など)に向かうが、季節はもう夏である。学生時代最後の夏休みを意識すれば、指導教員からのメッセージとしては「夏休み中に最低1か所、できれば2か所は軽くインタビュー調査をしてくること」くらいである。

 9月になると、学生たちはようやく10月の中間発表を意識し始める。夏休み中のインタビュー調査はいわば予備調査のようなものだ。理解したつもりになっていた内容を、現場で話を聞くことにより、そもそも何を理解していなかったのかが何となくわかるようになる。

 そして中間発表までにさらに調査・検討を進め、途中報告を実施すると、それなりに最終版として何を仕上げればよいかが見えてくる。教員から見れば、3年生までは早期の仕込み、4年前期からこの時期までは、仕込みを完成させる時期である。

 11~12月上旬までは、ゼミのたびに誰かが調査やインタビューで顔を見せないことも多い。例年は中間発表の1か月後に合宿をしていたが、昨年は集中指導を実施した後は、全員での会食に切り替えた。

 12月末のゼミで伝えたことは年内あるいは年明けまでに、最初のドラフトを提出することである。早い学生は年内、遅い学生は年が明けてからドラフトが集まり始める。ここからは製品を作り上げる「作業」工程である。

 筆者の場合、添削作業を合計3回実施している。そして、人数にもよるが少ない場合には添削内容をゼミ内で共有する。誰が、どのような内容を書いていて、どこを指摘されたかを理解することにより、自分の卒論に活かせるからだ。この過程は手間がかかるが、これを省くと最終製品の質が大きく低下するので欠かせない。

 例年は、ワードの添削機能などはほぼ使用しないアナログ方式だが、今年は初回と2回目に使用した。そして3回目はアナログに戻して、全員の最終稿の最後の指摘事項に付箋をつければ、文章篇はほぼ終了である。

 1月末に提出後は、最終発表の準備に入る。最近は全てパワーポイントを用いた発表である。発表6分、質疑3分は短いようで長い。学生たちは各々スライドの作成に向かう。これも文章篇と同様、最初は学生たちが作成したスライドをゼミで時間どおりに発表してもらい、修正・改善の指導を実施する。それを受けて修正した内容を再度、同様に確認し、一定水準がクリアできていれば、あとは本番を見守るだけである。

 それにしても、筆者にとっては18回目の卒業生(ゼミ18期生)になる。ここまでくるとゼミの卒業生だけでもそれなりの人数になるのが面白い。1期生はそろそろ40歳頃と考えると時間が経つのは早い。あと数年で筆者が初めて卒論指導した頃の年齢になると思うと不思議な感慨がある。

 卒業式は3月中旬である。余り認識されていないが、現代の大学制度の中では、夏休みよりも2~3月のほぼ2か月を完全に休めるこの時期が最も長い休暇時期である。社会人になる前に、学生時代を十分に楽しんでもらいたい。

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