[41]えこめ牛
【JA菊池・熊本県】
JA菊池の「プロジェクトF88」の活動でつくった乳用種雄去勢牛の肉。プロジェクトF88は、不耕作の水田に適した飼料用米の作付を進めるため、平成23年につくった組織だ。
飼料用米拡大へ
「プロジェクトF88」の、「F」はFeed、「88」は「八+八」で「米」を現す。「えこめ」の名称は全国から公募して決めた。海外からの輸送コストの削減や、CO2の排出量を減らす「エコ」(環境)と「コメ」を合せた造語で、23年3月に商標登録した。赤肉が多くヘルシーで、リーズナブルな価格の牛肉としてPRしている。
県は、食肉市場や県の振興局、試験場などの関係機関や組織からなる新規需要米推進議会を立ち上げ、本格的な飼料用米の生産・需要拡大に乗り出している。問い合わせは同JA畜産課(TEL:0968-23-3208)まで。
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