【新組合長に聞く】JAうおづ・松﨑組合長「日本のデンマーク 多品目ブランド化で農家所得向上を」2023年6月13日
今年新たに就任したJAの組合長に、JAが直面する課題や今後の抱負について聞く「新組合長に聞く」。3月24日の総代会で選任された富山県のJAうおづの松﨑映憲組合長に聞いた。
JAうおづ 松﨑映憲組合長
松﨑組合長は、JAうおづが直面する課題について、「いかに農家所得を向上させていくかが一番の課題です。また、地域農業を充実させるために農協の財務基盤、経営を安定させていくか。そうすることで初めて組合員の声に対応できます。さらに農協には専門指導員がいますが、農家自身も研究して技術的に向上する中、専門知識を高めさらなるレベルアップを図ることも必要です」と語った。
そのうえで、組合長として力を入れたい事業について、「JAうおづ管内には、米だけではなく、魚津りんごをはじめとする梨やブドウ、桃などの果樹、野菜では新川だいこんやしんきろうトマトなど、昔から日本のデンマークといわれる位、多くの作物があります」と多様な作物を生産する同JA管内の農業の特色に触れたうえで、「その作物1つ1つを『売れる商品』としてブランド確立をめざしたい、これまでも取り組んできましたが、さらに積極的に仕掛けをしたいと考えています。そうすることでJAとしても農家の後押しとなり、地域を発展させる役割を果たすことができます。こうした姿を目指したいと考えています」と述べた。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(150)-改正食料・農業・農村基本法(36)-2025年7月12日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(67)【防除学習帖】第306回2025年7月12日
-
農薬の正しい使い方(40)【今さら聞けない営農情報】第306回2025年7月12日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 茨城県2025年7月11日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 新潟県2025年7月11日
-
【注意報】果樹に大型カメムシ類 果実被害多発のおそれ 北海道2025年7月11日
-
【注意報】果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 福島県2025年7月11日
-
【注意報】おうとう褐色せん孔病 県下全域で多発のおそれ 山形県2025年7月11日
-
【第46回農協人文化賞】出会いの大切さ確信 共済事業部門・全国共済農協連静岡県本部会長 鈴木政成氏2025年7月11日
-
【第46回農協人文化賞】農協運動 LAが原点 共済事業部門・千葉県・山武郡市農協常務 鈴木憲氏2025年7月11日
-
政府備蓄米 全農の出荷済数量 80%2025年7月11日
-
【'25新組合長に聞く】JA加賀(石川) 道田肇氏(6/21就任) ふるさとの食と農を守る2025年7月11日
-
【'25新組合長に聞く】JA新みやぎ(宮城) 小野寺克己氏(6/27就任) 米価急落防ぐのは国の責任2025年7月11日
-
(443)矛盾撞着:ローカル食材のグローバル・ブランディング【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月11日
-
【2025国際協同組合年】協同組合の父 賀川豊彦とSDGs 連続シンポ第4回第二部2025年7月11日
-
米で5年間の事前契約を導入したJA常総ひかり 令和7年産米の10%強、集荷も前年比10%増に JA全農が視察会2025年7月11日
-
旬の味求め メロン直売所大盛況 JA鶴岡2025年7月11日
-
腐植酸苦土肥料「アヅミン」、JAタウンで家庭菜園向け小袋サイズを販売開始 デンカ2025年7月11日
-
農業・漁業の人手不足解消へ 夏休み「一次産業 おてつたび特集」開始2025年7月11日
-
政府備蓄米 全国のホームセンター「ムサシ」「ビバホーム」で12日から販売開始2025年7月11日