バッテリー診断・価値向上によるEVコンバージョントラック普及へ 共同実証開始 JA三井リースグループ2026年1月16日
JA三井リースおよびJA三井リースオートは、株式会社電知(埼玉県本庄市)およびヤマトモビリティ&Mfg.株式会社(埼玉県川越市)とEVコンバージョントラックのバッテリー診断に関する共同実証の実施に向けた覚書を締結した。

EVコンバージョントラック
物流業界では脱炭素化に向けた取組みとしてディーゼルトラックのEV化が加速している。中でもディーゼルトラックをEVへと転換するEVコンバージョントラックは、新規にEVトラックを購入する場合と比べて半分以下のコストでEV化が可能で、既存車両を活用しながら脱炭素化を実現できる極めて経済性の高いソリューションとして注目されている。
一方で、EVの商用利用においては、バッテリー劣化による航続距離の短縮や、配送計画に影響を及ぼす電欠リスクが大きな課題として挙げられている。導入を検討する人の多くは、「搭載されるバッテリーがどの程度劣化しているのか」「今後どのくらい安心して使えるのか」という点に強い不安を抱えている。
同実証は、EVコンバージョントラックの普及における最大の課題である、バッテリーの長期的な信頼性に対する不安を解消することを目的として実施。電知の特許技術による高精度なバッテリー診断技術と、ヤマトモビリティ&Mfg.のEVコンバージョン技術を組み合わせることで、バッテリーの劣化状態やSOH(State of Health:健康状態)を客観的かつ定量的に把握する手法を確立する。
電知クラウドサービス 診断可能項目
JA三井リースグループは、電知の診断技術の実用化および普及を支援し、ヤマトモビリティ&Mfg.は実証結果をもとに、EVコンバージョントラックのバッテリーコンディションを導入検討時および運用中に分かりやすく提示できる仕組みの構築を目指す。これにより、利用者が車両の状態を正しく理解した上で安心して導入を判断できる環境を整え、高いコスト競争力を持つEVコンバージョントラックの普及と市場拡大を後押しする。
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