今年いちばん「うまい米」第11回「お米番付」最優秀賞など発表 八代目儀兵衛2025年1月30日
お米のトータルプロデュース事業を展開する八代目儀兵衛(京都市下京区)は1月29日、「お米番付第11回大会」の最終審査会を東京・銀座で開催。32道府県182品のエントリーから最優秀賞を含む12人の生産者を選定した。
1月29日に開かれた表彰式
お米番付は「うまい米」とは何かを突き詰め、有名な産地や銘柄ではなく日本の「うまい米」や「生産者の技術」を未来に継承していきたいという想いから11年前に誕生したお米コンテスト。最終審査会では、食のプロである特別審査員6人にょる選考で受賞者を選定。機械を一切使わず、人が食べて美味しいと感じるお米を正しく評価するという点で、生産者からの信頼も厚い。
7つの食味基準
日本には数々のお米のコンテストが存在するが、ほぼすべてのコンテストの1次審査では「食味計」が使われ、この機械で大部分がふるいにかけられるが、お米番付では「人が食べておいしいお米」を評価するため機械的な審査を排除。出品されたお米はすべてお米のプロが食べて審査し、「人が五感で感じるおいしさ」を追究している。
また、お米を炊飯し「ごはん」として審査をする過程でバラつきが出ないよう、炊飯工程でも厳正なマニュアルに基づいて炊飯を実施。評価項目は香り、ツヤ、白さ、食感、粘り、甘さ、喉越しの7項目。これらの各項目をそれぞれを数値化し、定量的に審査している。
◎日本全国182品の中から選ばれた各賞
【最終審査】
<最優秀賞>
北海道上川郡剣淵町 秋庭伸夫氏(ゆきさやか)
<優秀賞>
佐賀県小城市 下村宣弘 氏(さがびより)
長野県飯山市 小嶋秀典 氏(コシヒカリ)
広島県山県郡北広島町 水口一真氏(いのちの壱)
<入賞>
北海道磯谷郡蘭越町 佐々木和弘氏(ななつぼし)
福島県須賀川市 鈴木雄樹氏(ゆうだい21)
岐阜県岐阜市 奥村知己氏(ハツシモ)
長野県安曇野市 宮澤和芳氏(コシヒカリ)
<敢闘賞>
栃木県大田原市 伊藤佳洋氏(コシヒカリ)
長野県松本市 清水久美氏(コシヒカリ)
福島県耶麻郡磐梯町 山口陽康氏(福、笑い)
北海道増毛郡増毛町 嘉門宏美氏(ななつぼし)
※各賞内の順不同
重要な記事
最新の記事
-
米の価格 前週比▲48円 3週連続下落 農水省調査2025年6月17日
-
【サステナ防除のすすめ2025】水稲の本田防除(1)育苗箱処理剤が柱2025年6月17日
-
【サステナ防除のすすめ2025】水稲の本田防除(2)雑草管理小まめに2025年6月17日
-
米 収穫量調査 衛星データなど新技術活用へ2025年6月17日
-
価格高騰で3人に1人が米の消費減 パンやうどん、パスタ消費が増加 エクスクリエの調査から2025年6月17日
-
【JA人事】JA中野市(長野県) 望月隆組合長を再任2025年6月17日
-
備蓄米の格安放出で農家圧迫 米どころ秋田の大潟村議会 小泉農相に意見書送付2025年6月17日
-
深刻化するコメ加工食品業界の原料米確保情勢【熊野孝文・米マーケット情報】2025年6月17日
-
2025年産加工かぼちゃ出荷販売会議 香港輸出継続や規格外品の試験出荷で単収向上を JA全農みえ2025年6月17日
-
2024年産加工用契約栽培キャベツ出荷販売反省会を開催 旬別出荷計画の策定や「Z-GIS」の導入推進を確認 JA全農みえ2025年6月17日
-
和歌山「有田みかん大使」募集中 JAありだ共選協議会2025年6月17日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第110回2025年6月17日
-
転職希望者対象に「農業のお仕事説明会」 6月25日と7月15日に開催 北海道十勝総合振興局2025年6月17日
-
「第100回山形農業まつり農機ショー」8月28~30日に開催 山形県農機協会2025年6月17日
-
北海道産赤肉メロン使用「とろける食感 ぎゅっとメロン」17日から発売 ファミリーマート2025年6月17日
-
中標津町と繊維リサイクル推進に関する協定締結 コープさっぽろ2025年6月17日
-
神奈川県職員採用 農政技術(農業土木)経験者募集 7月25日まで2025年6月17日
-
【役員人事】ノウタス(6月17日付)2025年6月17日
-
「九州うまいもの大集合」17日から開催 セブン‐イレブン2025年6月17日
-
農薬出荷数量は1.5%増、農薬出荷金額は2.8%増 2025年農薬年度4月末出荷実績 クロップライフジャパン2025年6月17日