米:農業倉庫火災盗難予防月間2020
農業倉庫火災盗難予防月間にあたり 農業倉庫基金 長瀬 仁人理事長【農業倉庫火災盗難予防月間2020】2020年12月21日
整備点検と確認 ぜひ
農業倉庫基金 長瀬 仁人理事長
平素、当基金の事業にご支援、ご協力をたまわり厚くお礼申し上げます。
新型コロナウイルスの感染拡大により、皆さまの営農や関連事業にも、多大な影響が及んでいることと思います。心よりお見舞い申し上げます。
さて、当基金では令和2年11月15日から令和3年1月31日までを「農業倉庫火災盗難予防月間」に設定して、JA全農とも連携して施設の防災防犯の徹底を図る運動を展開しているところです。
火災事故については、今年度も当基金の事故損害補償の対象となる(調査中も含む)事故は、農業倉庫で1件、共同乾燥施設で5件発生しています。
直接火を扱う共同乾燥施設の火災事故は、ほぼ毎年どこかで発生していますので、この機会に合わせて火災防止対策の再確認をお願いします。
火を直接扱わない農業倉庫においても、電気設備の老朽化によるショートや庫内に放置したくん蒸剤の残渣(ざんさ)が発火したり、外壁工事の火花が断熱材に引火したりして火災となった事例がありますので、ご注意願います。
倉庫周辺に燃えやすいものを置いたままにすると放火の懸念もあるので衛生管理の視点と合わせて不要物の除去や清掃の徹底をお願いします。
また、ここ数年、農産物の盗難被害が増えています。農林水産省の調査によれば、圃場(ほじょう)で盗難に遭うケースが一番多いのですが、倉庫で保管中の農産物が盗難被害に遭うケースもあるので、農業倉庫においても、施錠や見回りなどの防犯対策の徹底が必要です。
ぜひとも、この予防月間の期間内に、火災防止と盗難防止に重点を置いた視点から、管内全施設を巡回して点検・整備を実施していただきますようよろしくお願い申し上げます。
重要な記事
最新の記事
-
果樹産地消滅の恐れ 農家が20年で半減 担い手確保が急務 審議会で議論スタート2024年10月23日
-
【注意報】野菜、花き類にハスモンヨトウ 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2024年10月23日
-
【クローズアップ】数字で見る米③ 委託販売と共同計算2024年10月23日
-
【クローズアップ】数字で見る米④ 委託販売と共同計算2024年10月23日
-
千葉県で高病原性鳥インフルエンザ 今シーズン国内2例目2024年10月23日
-
能登を救わずして地方創生なし 【小松泰信・地方の眼力】2024年10月23日
-
森から生まれた収益、森づくりに還元 J‐クレジット活用のリース、JA三井リース九州が第1号案件の契約交わす2024年10月23日
-
食品関連企業の海外展開に関するセミナー開催 関西発の取組を紹介 農水省2024年10月23日
-
ヒガシマル醤油「鍋つゆ」2本付き「はくさい鍋野菜セット」予約販売開始 JA全農兵庫2024年10月23日
-
JAタウン「サンゴ礁の島『喜界島』旅気分キャンペーン」開催2024年10月23日
-
明大菊池ゼミ・同志社大上田ゼミと合同でマーケ施策プロジェクト始動 マルトモ2024年10月23日
-
イネいもち病菌はポリアミンの産生を通じて放線菌の増殖を促進 東京理科大2024年10月23日
-
新米「あきたこまち」入り「なまはげ米袋」新発売 秋田県潟上市2024年10月23日
-
「持続可能な農泊モデル地域」創出へ 5つの農泊地域をモデル地域に選定 JTB総合研究所2024年10月23日
-
「BIOFACH JAPAN 2024」に出展 日本有機加工食品コンソーシアム2024年10月23日
-
廃棄摘果りんご100%使用「テキカカアップルソーダ」ホップテイスト新登場 もりやま園2024年10月23日
-
「温室効果ガス削減」「生物多様性保全」対応米に見える化ラベル表示開始 神明2024年10月23日
-
【人事異動】クボタ(11月1日付)2024年10月23日
-
店舗・宅配ともに前年超え 9月度供給高速報 日本生協連2024年10月23日
-
筑波大発スタートアップのエンドファイト シードラウンドで約1.5億円を資金調達2024年10月23日