ガセリ菌SP株でエネルギー消費量増加 雪印メグミルク2016年7月7日
雪印メグミルク(株)(本社:東京都新宿区、西尾啓治社長)は、同社が保有するプロバイオティクス乳酸菌「ガセリ菌SP株」の健康機能に関する新たな知見について、「第70回日本栄養・食糧学会大会」において発表した。
これまで、ガセリ菌SP株の内臓脂肪低減作用とインフルエンザウイルスに対する防御機能の効果を、ヒト介入試験で確認してきた。またラット試験では、安静期の脂肪消費を促進することが確認されている。
今回は、ガセリ菌SP株摂取による、活動期の炭水化物とエネルギー消費量への影響についてラットを対象に試験調査したものだ。
その結果、ガセリ菌SP株摂取により、活動期に炭水化物が非摂取群と比較し消費され、それに伴いエネルギー消費が促進されることが明らかとなった。
またガセリ菌SP株摂取群では、盲腸中の総短鎖脂肪酸に対する酪酸の比率が有意に増加した。
これまでの研究において、消化管中の酪酸によりエネルギー消費量が影響を受けることが報告されており、ガセリ菌SP株によるエネルギー消費量増加には、酪酸の比率増加が関与していることが示唆された。
つまり、ガセリ菌SP株には脂肪の消費促進に加え、炭水化物の消費促進によるエネルギー消費量増加作用があることが示唆されたということ。脂肪消費、エネルギー消費に効果があることは、肥満体質の人にとって、一大朗報でもある。
この研究成果は、平成28年5月13日~15日に武庫川女子大学で開催された「第70回 日本栄養食糧学会大会」において発表された。
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