「Future Food Fund 2号」循環型畜産のGOODGOODへ投資2023年7月6日
オイシックス・ラ・大地の投資子会社Future Food Fundが運営するフードイノベーション領域に特化したCVCファンド「Future Food Fund 2号」は、牧草和牛(褐毛和種・あか牛)などの一貫生産と、精肉店、レストラン、食肉卸売業などをワンストップで経営する循環型畜産ベンチャー、GOODGOOD株式会社(大阪市)への投資を5月に実行した。
Future Food Fundは、食のスタートアップ企業への投資により、多くの人がよりよい食生活を楽しめる未来をつくることをめざしている。新規投資先のGOODGOODが行っている循環型畜産は、現代の市場環境やテクノロジーを前提に、自然生態系の力を活用した、家畜福祉に配慮した欧州方式のエシカルな畜産形態。生産から販売までのワンストップ経営で、飼料、家畜、食肉など各相場の影響を受けにくく、消費現場のニーズをリアルタイムに生産現場へフィードバックし、生産情報を高次元に消費者へ共有できる。
世界の人口増加に伴い、タンパク質の需要が供給を上回る「タンパク質クライシス」への懸念から、プラントベースの代替肉や培養肉など新たな生産プロセスによるタンパク源の製品化に注目が集まっている。農林水産省は「みどりの食料システム戦略」として食料の安定供給・農林水産業の持続的な発展と地球環境の両立を実現させる政策を策定。GOODGOODは「みどりの食料システム戦略」を実現する循環型畜産ノウハウを単独で保有する国内でも数少ない企業として、「世界に先駆けて自然の力と先端テクノロジーとで極限まで天然肉生産を洗練させる」ことをミッションに掲げている。
重要な記事
最新の記事
-
米の価格 前週比▲48円 3週連続下落 農水省調査2025年6月17日
-
【サステナ防除のすすめ2025】水稲の本田防除(1)育苗箱処理剤が柱2025年6月17日
-
【サステナ防除のすすめ2025】水稲の本田防除(2)雑草管理小まめに2025年6月17日
-
米 収穫量調査 衛星データなど新技術活用へ2025年6月17日
-
価格高騰で3人に1人が米の消費減 パンやうどん、パスタ消費が増加 エクスクリエの調査から2025年6月17日
-
【JA人事】JA中野市(長野県) 望月隆組合長を再任2025年6月17日
-
備蓄米の格安放出で農家圧迫 米どころ秋田の大潟村議会 小泉農相に意見書送付2025年6月17日
-
深刻化するコメ加工食品業界の原料米確保情勢【熊野孝文・米マーケット情報】2025年6月17日
-
2025年産加工かぼちゃ出荷販売会議 香港輸出継続や規格外品の試験出荷で単収向上を JA全農みえ2025年6月17日
-
2024年産加工用契約栽培キャベツ出荷販売反省会を開催 旬別出荷計画の策定や「Z-GIS」の導入推進を確認 JA全農みえ2025年6月17日
-
和歌山「有田みかん大使」募集中 JAありだ共選協議会2025年6月17日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第110回2025年6月17日
-
転職希望者対象に「農業のお仕事説明会」 6月25日と7月15日に開催 北海道十勝総合振興局2025年6月17日
-
「第100回山形農業まつり農機ショー」8月28~30日に開催 山形県農機協会2025年6月17日
-
北海道産赤肉メロン使用「とろける食感 ぎゅっとメロン」17日から発売 ファミリーマート2025年6月17日
-
中標津町と繊維リサイクル推進に関する協定締結 コープさっぽろ2025年6月17日
-
神奈川県職員採用 農政技術(農業土木)経験者募集 7月25日まで2025年6月17日
-
【役員人事】ノウタス(6月17日付)2025年6月17日
-
「九州うまいもの大集合」17日から開催 セブン‐イレブン2025年6月17日
-
農薬出荷数量は1.5%増、農薬出荷金額は2.8%増 2025年農薬年度4月末出荷実績 クロップライフジャパン2025年6月17日