463人が参加 JAグループ新入職員研修会2013年4月2日
JAグループは4月1日、東京・丸の内の東商ホールで平成25年度JA全国機関新規採用職員研修会「協同組合の力で農業と地域を豊かに」を開いた。
研修会には、今年度JAグループ全国機関に入った14団体463人が参加した。
JA全中の萬歳章会長は訓話のなかで、「協同組合とは、助け合い、共生するための社会をつくるための組織だ」として、営利目的の企業とは根本的に異なるということをしっかり心に刻むようにと強調。そしていま、協同組合にもっとも期待されている役割として、震災からの復興・復旧と、TPPへの断固反対の2つを挙げた。
新規採用職員への期待として「いま、世界中で協同組合の組合員は10億人いるといわれ、その評価は年々高まっている。人と人とのつながりをつくり、よりよい社会を築くため、初心を忘れず各々の役割をしっかり果たしてほしい」と呼びかけた。
そのほか、JAの現場からのメッセージとしてJA新ふくしまの吾妻雄二代表理事組合長が講義。また、JA経営マスターコース塾長の童門冬二氏が「おカユでなくおニギリに 恕の精神で」をテーマに記念講演を行った。
(写真)
訓話を行う萬歳会長
◇
今年度の研修会に参加した団体と人数は次の通り。
▽JA全中 3人
▽JA全農 202人
▽JA共済連全国本部 23人
▽農林中央金庫 102人
▽JA全厚連 2人
▽全国開拓農業協同組合連合会 6人
▽文化厚生連 2人
▽家の光協会 3人
▽全国農協観光協会 5人
▽(株)農協観光 74人
▽共栄火災海上保険(株) 30人
▽(株)日本農業新聞 8人
▽(株)JA設計 1人
▽(株)農林中金総合研究所 1人
(写真)
JA綱領を唱和する新入職員ら
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