5kg4000円台で「買い控え」 2025年の「米」購入、額は過去最高だが実質6.1%減 物価高で生活防衛2026年2月6日
精米5kgの価格が4000円台に乗った2025年は、1世帯当たりの米の購入額がパンを超えたが、購入量は減少に転じ前年比▲6.1%だった。総務省家計調査でわかった。
出所:総務省家計調査から作成
購入額はパンを超えたが
総務省は1月6日、2025年の家計調査の結果を公表した。
家計収支編で、2人以上の世帯の「米」と「パン」の購入額と価格上昇の影響を除いた実質増減率をみた。2025年の1世帯当たりの米購入額は4万2739円で前年の約1.6倍に増え、パン(3万4244円)も抜いた。だが、実質増減率では▲6.1%と減っていた。
2024年も米の小売価格は夏前からじりじりと上がったが、精米5kg袋はほぼ3000円台だった。2025年1月前後に4000円台に入り、年末には東京区部では5000円を超えた。
「割安感で需要増」から反転
米は一般に価格弾力性が低く、価格が上下しても需要はそう変わらないとされる。だが、日本国際学園大学の荒幡克己教授は『令和米騒動』(日本経済新聞出版)で、「家庭内の米需要は、食生活の変容に伴い、むしろ価格弾力性を高めてきた。米が割安となれば、一時的に米需要が、趨勢から逆転して、増加する可能性は十分予想できた」(p44)と説いている。
農水省の需給見通しと比べ2023~24年の実際の需要が上振れした要因の一つは、先行して値上がりしたパンなどに比べた「米の割安感」だったとみられる。2025年に入って精米5kgが4000円台になると、割安感が割高感に反転し、米離れが起きた可能性が高い。
エンゲル係数は28.6%に
2025年の家計調査では、消費支出は1世帯当たり31万4000円で、実質で0.9%増えた。食料は名目で5.5%増えたが実質では1.2%減った。物価高騰の中、節約、買い控えで生活防衛を図る姿が浮かぶ。支出のうち食品にあてた割合を示すエンゲル係数は28.6%まで上がった。米離れを収束させるためにも、需給と適正価格の安定が望まれる。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】イチゴにうどんこ病 県内全域で多発のおそれ 大分県2026年2月6日 -
5kg4000円台で「買い控え」 2025年の「米」購入、額は過去最高だが実質6.1%減 物価高で生活防衛2026年2月6日 -
経常利益4.5%増 25年度上半期総合JA経営速報 全中2026年2月6日 -
(472)6分の発表前の1年間【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2026年2月6日 -
山積する課題 「めいっぱいやってきた」 全中の山野会長2026年2月6日 -
大分県産米「なつほのか(令和7年産)」販売開始 JAタウン2026年2月6日 -
栃木県産いちご「とちあいか」無料試食 東京スカイツリータウンでイベント開催 JA全農とちぎ2026年2月6日 -
大粒でジューシーないちご「栃木県産とちあいかフェア」6日から JA全農2026年2月6日 -
業務用精米機「ミルモア(R)Ⅱ」のラインアップ拡充2026年2月6日 -
県産県消「大分白ねぎのテリネギ」Jリーグ大分トリニータ開幕戦で販売 ピザーラ2026年2月6日 -
まるまるひがしにほん「"会津。をプロデュース"プロジェクトプレ販売会」開催 さいたま市2026年2月6日 -
アシストスーツの悩みをオンラインで 企業向け「相談窓口」新設 アシストスーツ協会2026年2月6日 -
「無花粉ガーベラ フルーツケーキ」ブランド本格始動 デュメンオレンジジャパン2026年2月6日 -
鈴与商事と資本業務提携 農業領域で連携強化 日本農業2026年2月6日 -
農業派遣の82Works 岐阜県揖斐川町に農業生産法人を設立2026年2月6日 -
栃木県に「コメリパワー矢板店」22日に新規開店2026年2月6日 -
調理技術教育学会「食品ロス!?」オンラインセミナー開催2026年2月6日 -
全ゲノム情報から赤色酵母サイトエラ属の系統分類学的位置が明らかに 東京農業大学2026年2月6日 -
春の彩りをひと袋に「春のつまみ種」期間限定発売 亀田製菓2026年2月6日 -
協同の力で地球環境の再生へ「Action For Earth 2026」開催 ワーカーズコープ2026年2月6日


































