事業利益2.7億円計上 全国共済会2019年11月8日
全国農林漁業団体共済会は11月7日、令和元年度第2回通常理事会を開き、上期の決算を承認した。JAの事業利益に相当する「評価損益等調整前当期経常増減額」2億7000万円を計上した。これは前年同期比2億7000万円の減少となる。
厳しい運用環境や退職者の増加によって運用資産が減るなかで、「元本の安全性」と「安定した運用益」の確保を基本に資産の効率運用に努めた。この結果「当期経常増減額2億7000万円を確保。また、JAの剰余金に当たる「正味財産」の増加額は5億1000万円で、前年度並みの水準となった。令和元年9月末の時点の「正味財産」は505億円となった。
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