国際協同組合デー「私たちは幸せに生きることはできない」 パレスチナの協同組合連合会2024年7月22日
毎年7月の第一土曜日は「国際協同組合デー」とされ、国際協同組合同盟(ICA)の呼びかけで協同組合に対する人々の認識を高めようと1923年からさまざまなイベントなどが実施されてきた。102回目となった今年、パレスチナの総合協同組合連合会は「私たちは国際協同組合デーに幸せに生きることはできない」と題したメッセージを発信した。
本紙が入手したメッセージによると同連合会は国際協同組合デーにあたり、「私たちは空爆を受けた協同組合の組合員に加え、イスラエルの軍用機によって協同組合住宅を破壊されたガザ地区の数万人の組合員の痛みと苦しみに連帯するよう呼びかける」とアピールしている。
また、現状について、イスラエル軍がガザ地区にある協同組合本部のほとんどや農地を破壊し、組合員が所有する漁船も破壊されたほか、ガザ地区への9か月間の攻撃で3万9000人以上の人々が殺害され、何万人もの人々が負傷し避難を余儀なくされており、「パレスチナでこの国際協同組合デーを喜びとともに生きることはできない」と訴えている。
そのうえで「この歴史的な瞬間に私たちは世界中の国際協同組合コミュニティのメンバーに対し、協同組合の原則と人道上の原則に基づき、ガザ地区の200万人以上の人々の救出を支援し、ガザ地区での戦争の即時終結を要求するよう呼びかける」とアピール、9か月間続いている大量虐殺の阻止、国連安全保障理事会、国連総会、国際司法裁判所の決議の履行などを求めている。
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