国際協同組合デー「私たちは幸せに生きることはできない」 パレスチナの協同組合連合会2024年7月22日
毎年7月の第一土曜日は「国際協同組合デー」とされ、国際協同組合同盟(ICA)の呼びかけで協同組合に対する人々の認識を高めようと1923年からさまざまなイベントなどが実施されてきた。102回目となった今年、パレスチナの総合協同組合連合会は「私たちは国際協同組合デーに幸せに生きることはできない」と題したメッセージを発信した。
本紙が入手したメッセージによると同連合会は国際協同組合デーにあたり、「私たちは空爆を受けた協同組合の組合員に加え、イスラエルの軍用機によって協同組合住宅を破壊されたガザ地区の数万人の組合員の痛みと苦しみに連帯するよう呼びかける」とアピールしている。
また、現状について、イスラエル軍がガザ地区にある協同組合本部のほとんどや農地を破壊し、組合員が所有する漁船も破壊されたほか、ガザ地区への9か月間の攻撃で3万9000人以上の人々が殺害され、何万人もの人々が負傷し避難を余儀なくされており、「パレスチナでこの国際協同組合デーを喜びとともに生きることはできない」と訴えている。
そのうえで「この歴史的な瞬間に私たちは世界中の国際協同組合コミュニティのメンバーに対し、協同組合の原則と人道上の原則に基づき、ガザ地区の200万人以上の人々の救出を支援し、ガザ地区での戦争の即時終結を要求するよう呼びかける」とアピール、9か月間続いている大量虐殺の阻止、国連安全保障理事会、国連総会、国際司法裁判所の決議の履行などを求めている。
重要な記事
最新の記事
-
「ひとめぼれ」3万1000円に 全農いわてが追加払い 「市場過熱で苦渋の選択」2025年9月10日
-
「まっしぐら」3万円に 全農あおもりが概算金引き上げ 集荷競争に対応2025年9月10日
-
岐阜県「ひるがの高原だいこんフェア」みのるダイニング名古屋店で開催 JA全農2025年9月10日
-
愛知県産いちじく・大葉使用 学生考案の地産地消メニュー 16日から販売 JA全農2025年9月10日
-
みのりカフェ・みのる食堂三越銀座店15周年記念 国産黒毛和牛の特別メニュー提供 JA全農2025年9月10日
-
「九州銘柄茶フェア」直営飲食6店舗で10月5日まで開催中 JA全農2025年9月10日
-
乃木坂46が伝える国産食材の魅力 7週連続、毎週水曜日に動画を配信 JA全中2025年9月10日
-
本日10日は魚の日「長崎県産からすみ」など130商品を特別価格で販売 JAタウン2025年9月10日
-
バイオスティミュラントに関する自主基準を策定 日本バイオスティミュラント協議会2025年9月10日
-
長野県産希少種ぶどう「クイーンルージュ」の秋パフェ登場 銀座コージーコーナー2025年9月10日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」「くるるの杜」で 北海道の食を堪能 JAタウン2025年9月10日
-
JAわかやまAコープとエコストア協働宣言「水平リサイクル」協働を強化 エフピコ2025年9月10日
-
「野菜ソムリエサミット」9月度「青果部門」最高金賞1品など発表 日本野菜ソムリエ協会2025年9月10日
-
日本農福連携協会とスポンサー契約を締結 農業総合研究所2025年9月10日
-
鳥インフル 米ジョージア州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年9月10日
-
鳥インフル デンマークからの家きん肉等の一時輸入停止措置を解除 農水省2025年9月10日
-
初の海外拠点 アイルランド・ダブリンに設立 NEXTAGE2025年9月10日
-
夏休み特別企画「びん牛乳の今と未来」小学生親子が、猛暑の酪農現場で体験学習2025年9月10日
-
10周年迎える「パンのフェス2026 in 横浜赤レンガ」3月に開催決定2025年9月10日
-
「地産地消ビジネス創出支援事業」育成講座の受講者を募集 横浜市2025年9月10日