こども食堂やフードバンクに牛乳など約40万本無償提供 新たにドナルド・マクドナルド・ハウスにも JA全農2025年2月18日
JA全農は2月、東北生乳販売農業協同組合連合会と関東生乳販売農業協同組合連合会と連携し、こども食堂や東北・関東・北陸・東海地域のフードバンク、東北・関東地域のドナルド・マクドナルド・ハウスとドナルド・マクドナルド・ファミリールーム(※)に常温保存可能な牛乳とコーヒーミルクを合計40万本を無償提供した。
年末年始を含む冬休み期間は学校給食の休止などで牛乳の需要が落ち込むため、一時的に処理しきれない生乳が発生する可能性がある。JA全農は乳業メーカーと協力し、年末年始期間に長期間保存が可能なロングライフ(LL)牛乳と、生乳使用率90%以上のコーヒーミルクを製造して需要拡大に取り組み、こども食堂(614カ所)やフードバンク(27カ所)、ドナルド・マクドナルド・ハウス7施設の合計648カ所にも提供した。
こども食堂には20年からロングライフ牛乳の無償提供を開始して総提供本数は180 万本。23年12月末には初めてチルドタイプの農協牛乳1Lパック1万4000本、24年2月には国産生乳を原料に製造された「カルピス」3000本を無償提供してる。ドナルド・マクドナルド・ハウスとは24 年に協業イベントを開催して以来、同施設に牛乳を提供している。
※ドナルド・マクドナルド・ハウス 公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパンが運営し、自宅から離れた病院に入院・通院している子どもと家族のための滞在施設。
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