入善高校生が栽培した富山米「富富富」を学校給食に提供 JA全農とやま2025年2月25日
JA全農とやまは2月分の富山県下新川郡入善町の小・中学校の学校給食に、富山県立入善高校の生徒が栽培した富山米「富富富」を提供した。JA全農とやまは公益財団法人富山県学校給食会を通じて学校給食にお米を提供している。

全校生徒の前で「富富富」を紹介
今回提供された米は、昨年12月に開催された「全国農業高校 お米甲子園2024」で特別優秀賞を受賞した。学校給食への供給にあわせて2月14日、自分たちが食べているお米に興味を持ってもらうことを目的に、入善町立入善小学校5年生の生徒に、富山米「富富富」栽培を担当した入善高校の生徒3人と、地元のJAみな穂の営農指導員が「富富富」に関するプレゼンテーションを行った。
入善高校の生徒が「富富富」の特徴や栽培方法についてクイズを交えながら分かりやすく説明したほか、今年度導入した自動操縦の田植機を使用した田植えの様子やドローンを活用した葉色調査などを動画で紹介した。JAみな穂の営農指導員は乾燥・籾摺り・検査・保管・精米など給食でお米が食べられるようになるまでの過程について説明した。

給食の様子
授業後の給食では、同校のランチルームに1年生から6年生の全校生徒約260人が集まり、高校生が育てた「富富富」を美味しそうにほおばる姿が印象的だったという。
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