JA全青協 新年度会長に北川副会長を選任2025年3月11日
JA全青協(全国農協青年組織協議会)は3月11日に東京・大手町のJAビルで臨時総会を開き2025年度の新会長を選任した。
北川敏匡氏
2025年度の会長にはJA全青協副会長でJA三重青年部顧問・JAいがふるさと顧問の北川敏匡氏が立候補しており、同日の臨時総会で選任された。
選任後、北川氏は「大役に選ばれて身の引き締まる思い。会長としてさまざまな場面で発信していかなければならないが、みなさんから現場の意見、課題をもらい発言していきたい」とあいさつした。
北川氏は兼業農家に生まれ、大学卒業後は製薬企業で営業を担当していたが、「農業を事業として成り立たせる」ことを目標に故郷に戻り就農した。イチゴ(25a)、ミニトマト(17a)、イチジク(5a)のほか、集落営農組織のオペレーターとして8haの水稲作にも携わっている。
「大事なことは食と農についての国民の理解醸成。JA青年組織は食農教育やマルシェなどで消費者とつながりを持っている。これをしっかり広げていきたい」と話す。5月15日の通常総会終了後に会長に就任する。
(きたがわ・としまさ)1984年1月三重県生まれ。2007年同志社大工学部卒、明治製菓入社。2011年退社。2025年3月三重県農業大学校野菜専攻卒業、就農。JAいがほくぶ青壮年部(現JAいがふるさと青年部)入部。2022年JA全青協理事、JA三重青年部会長、2024年JA全青協副会長、JA三重青年部顧問、JAいがふるさと顧問。
重要な記事
最新の記事
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
【人事異動】農水省(5月1日付)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日
-
備蓄米 第3回は10万t放出 落札率99%2025年4月30日
-
「美杉清流米」の田植え体験で生産者と消費者をつなぐ JA全農みえ2025年4月30日
-
東北電力とトランジション・ローンの契約締結 農林中金2025年4月30日
-
【'25新組合長に聞く】JA新潟市(新潟) 長谷川富明氏(4/19就任) 生産者も消費者も納得できる米価に2025年4月30日
-
大阪万博「ウガンダ」パビリオンでバイオスティミュラント資材「スキーポン」紹介 米カリフォルニアで大規模実証試験も開始 アクプランタ2025年4月30日
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日
-
キウイブラザーズ新CM「ラクに栄養アゲリシャス」篇公開 ゼスプリ2025年4月30日
-
インドの綿農家と子どもたちを支援「PEACE BY PEACE COTTON PROJECT」に協賛 日本生協連2025年4月30日