JAの活動:ヒント&ピント ~JAの広報誌から~
【ヒント&ピント】読者の興味を引く2019年7月18日
組合員読者の関心をどう捉えるか。JAの広報誌編集者にとって悩ましい課題である。タイムリーなテーマや写真、人物(組合員)登場、読者の誌面参加などさまざまなスタイルがあるが、直近の広報誌から「これは!」と感じさせるもの、紙面を拾った。
◆塗り絵で読者参加
JAふくしま未来「みらいろ」
題字の「みらいろ」を除いて、表紙がモノクロなので目を引く。モノクロは当然で、これは塗り絵である。直売所の牛のモニュメントの塗り絵をきっかけに始めたもので、月替わりで子どもの部と大人の部がある。
それぞれ最優秀賞と優秀賞を選び、Aコープ商品をプレゼントする。入賞作品は次号で紹介。1回で70人ほどの応募がある。
◆タイムリーで勝負
JA兵庫六甲「Wave Rokko」
今月後半から学校は夏休みに入る。子どもも、親も頭を痛める宿題の自由研究。そのヒントを紹介している。
「夏野菜を観察してみよう」「牛乳とレモンで何ができるかな?」「マッシュ野菜を作って比べてみよう」の3つを挙げ、実際、マッシュ(つぶしてドロドロにする)料理のレシピも掲載。最後に「旬の農産物は各直売所へ」、直売所のPRも忘れてはいない。
◆自己改革を忘れず
JAあいち中央「ACT」
農協改革集中推進期間は5月で終了したが、改革に終わりはない。その意味ではいまは中間総括のときでもある。
「ACT」は特集で、同JAあいち中央の「産直事業活性化構想」を大きく取り上げている。農業者所得向上の切り札ともいえる産直について、店舗の配置、出荷組織の運営方法などを組合員に紹介。興味を持ってもらわなければならないテーマである。
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