JAの活動:ヒント&ピント ~JAの広報誌から~
【ヒント&ピント】胸に秘めた? ユニークな企画2019年11月12日
JAの広報誌の編集者にとって、いつかはやってみようと思って胸に秘めているテーマがあるはずだ。言葉は悪いが〝一発勝負〟のオリジナルテーマというべきか。テーマに困った時には救いの神にもなるが、編集者の関心のありようが分かって面白いものが多い。広報誌から拾ってみた。
◆研修修了者のい【JAひがしみの「ひがしみの」(岐阜県)】
JAが運営主体の研修農場で夏秋トマトの栽培を学び、就農した若い生産者の今を紹介している。
若い農業者は地域の農業・社会にとって貴重な"人財"である。紙面では新規就農、あるいは新規作物としてトマトに挑戦する20代後半から30代前半までの4人が登場し、それぞれ営農への意欲を語る。研修制度の紹介もあり、農業に関心のある若い人が、これをみると就農へ心を動かされるだろう。
◆地域を守る草刈り JAあいち豊田「グリーンボイス」(愛知県)
やってみたら分かるが農地やその周辺の草刈りは大変な作業である。景観を保ち、害虫の繁殖を防ぐ大切な作業だが、手を抜くとたちまち繁茂する。この草刈りに焦点を当てた。 主役は高齢者で、生きがいにもなり、健康にもよいという。「草刈りは大変だと、みんなが口をそろえますが、草が伸びれば自然と体が動きます」。こうした高齢者に農村の景観は守られていることを教える。
◆食品ロスなくそう JA福岡市「Jam」(福岡県)
4ページにわたる大作である。「大切な食料資源を無駄にしないために私たちにできることについて考え「できることから始めよう」と訴えている。
一般論としての食品ロスの削減ではなく、JAが取り組んでいる規格外野菜の売り方や料理の仕方、ロス削減に取り組む飲食店や宿泊施設、食料品小売店などを「食べもの余らせん隊」として登録などを具体的に紹介しており、分かり易い。
本シリーズの記事一覧は下記リンクよりご覧下さい。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(163)-食料・農業・農村基本計画(5)-2025年10月11日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(80)【防除学習帖】第319回2025年10月11日
-
農薬の正しい使い方(53)【今さら聞けない営農情報】第319回2025年10月11日
-
食料自給率 4年連続38%で足踏み 主食用米消費増も小麦生産減 24年度2025年10月10日
-
【特殊報】トマト立枯病 県内で初めて確認 和歌山県2025年10月10日
-
【特殊報】チュウゴクアミガサハゴロモ 県内の園芸作物で初めて確認 高知県2025年10月10日
-
【特殊報】スイカ退緑えそ病 県内で初めて確認 和歌山県2025年10月10日
-
【特殊報】ショウガ褐色しみ病 県内で初めて確認 和歌山県2025年10月10日
-
【注意報】チュウゴクアミガサハゴロモ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2025年10月10日
-
26%が米「買い控え」 米価上昇が家計に影響 住友生命「台所事情」アンケート2025年10月10日
-
コシヒカリ3万3000円に JA常総ひかりが概算金改定 集荷競争激化受け2025年10月10日
-
大豆の吸実性カメムシ類 甲信、東海、北九州一部地域で多発 病害虫発生予報第8号 農水省2025年10月10日
-
(456)「遅さ」の価値【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年10月10日
-
「いちご新規就農者研修事業」2026年度研修生、若干名を追加募集 JA全農岐阜2025年10月10日
-
10月23日に生活事業総合展示会 贈答品や暮らしを豊かにする事業を提案 JA全農いばらき2025年10月10日
-
本日10日は魚の日 岡山県産「冷凍かき」など90商品を特別価格で販売 JAタウン2025年10月10日
-
収穫が遅れた完熟の「黄かぼす 食べて応援企画」実施中 JAタウン2025年10月10日
-
国消国産の日 一斉行動日イベント「国消国産×防災」開催 JA全中2025年10月10日
-
「日産ビオパーク西本郷」と「小野田工場ビオトープ」が環境省「自然共生サイト」に認定 日産化学2025年10月10日
-
「えひめ・まつやま産業まつり-すごいもの博 2025-」に出展 井関農機2025年10月10日