JAの活動:JA新組合長に聞く
【'24新組合長に聞く】JAびえい(北海道)江花秀一組合長 「美瑛選果」でブランド2024年6月14日
役員の改選期を迎え、全国のJAで新しい組合長が誕生している。折しも「基本法」(食料・農業・農村基本法が改正となり、これからの農業の方向が示されたが、具体的な施策はこれから。一方でJAグループは、今年10月のJA全国大会を控え、いま組織協議が進んでいる。この大きな転換期に、農業・JAについてどのようなビジョンをもってJAの運営に臨むか。新任のJA組合長に聞いた。今回はJAびえい(北海道)江花秀一代表理事組合長。
【画像】JAびえい(北海道)江花秀一代表理事組合長
国際紛争や急激な円安による飼料・肥料などの生産資材価格の高止まりが農業経営に甚大な被害を与えており、農業・JAにとって大変厳しい環境にあると認識しています。
JAでは今年度から第11次地域農業振興計画を策定し、「魅力豊かな美瑛産農畜産物の生産」「販売力に直結する美瑛ブランドづくり」「人・組織・地域づくり」「財務基盤の強化と健全経営促進化」四つの基本テーマに掲げ、農業振興と農業所得の向上に努めているところです。
特にブランドづくりでは「美瑛選果」が重要な役割を果たしています、マーケットやレストラン、工房などを備えたPR会社で、美瑛産農畜産物の魅力を発信するアンテナショップとして、全国にファンを広げています。とにかく売れるものをつくること、それによって農業所得のアップをはかることです。
食料・農業・農村基本法で食料の安全保障が打ち出されたが、重要なのはそれを実行することだと思います。北海道農業は食料基地として、まだ余裕がありますが、昨今の人手不足は北海道農業にとっても大きな問題です。国は現場の声をよく聞いて対応していただきたい。
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】ブロッコリーの黒すす症状 県内で初めて確認 愛知県2025年7月3日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 富山県2025年7月3日
-
【注意報】花き類、野菜類、ダイズにオオタバコガ 県内全域で多発のおそれ 愛知県2025年7月3日
-
【注意報】ネギ、その他野菜・花き類にシロイチモジヨトウ 県下全域で多発のおそれ 富山県2025年7月3日
-
【注意報】りんご、なしに果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 宮城県2025年7月3日
-
【注意報】ねぎにシロイチモジヨトウ 県内全域で多発のおそれ 宮城県2025年7月3日
-
【注意報】セイヨウナシ褐色斑点病 県内全域で多発のおそれ 新潟県2025年7月3日
-
【注意報】いね 斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 山形県2025年7月3日
-
米生産に危機感 高温耐性品種など急務 日本作物学会が緊急声2025年7月3日
-
【人事異動】農水省(7月4日付)2025年7月3日
-
花産業の苦境の一因は生け花人口の減少【花づくりの現場から 宇田明】第63回2025年7月3日
-
飼料用米 多収日本一コンテストの募集開始2025年7月3日
-
米の民間在庫量 148万t 備蓄米放出で前年比プラスに 農水省2025年7月3日
-
【スマート農業の風】(16)温暖化対応判断の一助にも2025年7月3日
-
令和7年度「家畜衛生ポスターデザインコンテスト」募集開始 農水省2025年7月3日
-
農業遺産の魅力発信「高校生とつながる!つなげる!ジーニアス農業遺産ふーどコンテスト」開催 農水省2025年7月3日
-
トロロイモ、ヤマノイモ・ナガイモ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第347回2025年7月3日
-
【JA人事】JA町田市(東京都)吉川英明組合長を再任(6月26日)2025年7月3日
-
【JA人事】JAふくおか嘉穂(福岡県)笹尾宏俊組合長を再任(6月26日)2025年7月3日
-
国産農畜産物で料理作り「全農親子料理教室」横浜で開催 JA全農2025年7月3日