農業技術功労表彰、受賞者決まる 農水省など2013年2月26日
農水省、農林水産・食品産業技術振興協会は2月21日、平成24年度「農業技術功労者表彰」の受賞者を決めた。
この賞は、農林技術、普及指導、農業経営などの研究者や改善指導に功績があった人を表彰するもの。24年度は26件の応募があった。
今年度受賞したのは6人。富山県農林水産総合技術センター前次長の山本良孝氏は、「コシヒカリ」の品質、食味の向上と安定生産のための栽培技術を確立したほか、高温登熟性にすぐれた新品種「てんたかく」を育成するなど、水稲のすぐれた研究が評価された。
表彰式は3月22日11時から東京・赤坂の三会堂ビル石垣記念ホールで行う。
◇
受賞者6人と研究課題は次の通り(▽「研究課題」氏名・所属、敬称略)。
▽「ブタの育種改良と環境に配慮した高品質畜産物生産技術の開発」家入誠二・熊本県農業研究センター草地畜産研究所所長
▽「キクの優良系統の選抜および無病苗生産・利用技術の確立」大石一史・愛知県農業総合試験場企画普及部部長
▽「温室メロンの隔離床栽培技術の開発と優良品種の育成に関する研究」大泉利勝・千葉県農林総合研究センター暖地園芸研究所所長
▽「あきたこまちのブランド化に貢献した生育栄養診断技術の開発」児玉徹・元秋田県農林水産技術センター農業試験場場長
▽「ダイズおよび飼料用トウモロコシの新品種育成と選抜技術の改良」重盛勲・長野県野菜花き試験場場長
▽「水稲の気象変動下における高品質・良食味栽培技術の確立と新品種の育成・普及」山本良孝・前富山県農林水産総合技術センター次長
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(164)-食料・農業・農村基本計画(6)-2025年10月18日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(81)【防除学習帖】第320回2025年10月18日
-
農薬の正しい使い方(54)【今さら聞けない営農情報】第320回2025年10月18日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第114回2025年10月18日
-
【注意報】カンキツ類に果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 高知県2025年10月17日
-
【国際協同組合年・特別座談会】いまなぜ二宮尊徳なのか 大日本報徳社鷲山社長×JAはだの宮永組合長×JAはが野猪野氏(1)2025年10月17日
-
【国際協同組合年・特別座談会】いまなぜ二宮尊徳なのか 大日本報徳社鷲山社長×JAはだの宮永組合長×JAはが野猪野氏(2)2025年10月17日
-
【国際協同組合年・特別座談会】いまなぜ二宮尊徳なのか 大日本報徳社鷲山社長×JAはだの宮永組合長×JAはが野猪野氏(3)2025年10月17日
-
25年度上期販売乳量 生産1.3%増も、受託戸数9500割れ2025年10月17日
-
(457)「人間は『入力する』葦か?」という教育現場からの問い【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年10月17日
-
みのりカフェ 元気市広島店「季節野菜のグリーンスムージー」特別価格で提供 JA全農2025年10月17日
-
JA全農主催「WCBF少年野球教室」群馬県太田市で25日に開催2025年10月17日
-
【地域を診る】統計調査はどこまで地域の姿を明らかにできるのか 国勢調査と農林業センサス 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年10月17日
-
岐阜の飛騨牛や柿・栗など「飛騨・美濃うまいもん広場」で販売 JAタウン2025年10月17日
-
JA佐渡と連携したツアー「おけさ柿 収穫体験プラン」発売 佐渡汽船2025年10月17日
-
「乃木坂46と国消国産を学ぼう!」 クイズキャンペーン開始 JAグループ2025年10月17日
-
大阪・関西万博からGREEN×EXPO 2027へバトンタッチ 「次の万博は、横浜で」 2027年国際園芸博覧会協会2025年10月17日
-
農薬出荷数量は0.5%増、農薬出荷金額は3.5%増 2025年農薬年度8月末出荷実績 クロップライフジャパン2025年10月17日
-
鳥取県で一緒に農業をしよう!「第3回とっとり農業人フェア」開催2025年10月17日
-
ふるさと納税でこどもたちに食・体験を届ける「こどもふるさと便」 IMPACT STARTUP SUMMIT 2025で紹介 ネッスー2025年10月17日