福島の子供の甲状腺調査、中間報告2013年7月11日
平成25年春から生活クラブ連合会と各単協は、放射能による子どもたちの健康への影響について、福島と他地域を比較するための「甲状腺検査」の活動に取り組んでいる。6月27日、その中間報告がまとまった。
福島県の甲状腺検査については、検診の目的や方法、検診を受けた子供や保護者に対する情報公開について納得の得られる状況ではない。そのため生活クラブ連合会は、放射能の健康への影響を知るために、市民として独自に取り組む必要があると判断したという。
これを受けて各会員単協は、24年秋から甲状腺検査の学習会を開催するとともに、地域の医療機関への協力依頼を進め、600人規模の検査活動を進めた。
その結果、嚢胞や結節の有無において、福島の子どもの所見率が他地域に比べて明らかに高いというデータは得られなかった。これについては年齢分布、男女比などの影響、また医師によれば大規模な検診の場合は検査精度が荒くなるといった問題もあり、単純比較は難しいとした。しかし、だからこそ、一定の検査規模で、少なくとも数年間は検査活動を継続する必要性が見えてきた、としている。
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】果樹類にチュウゴクアミガサハゴロモ 農作物への被害に注意 愛知県2025年11月5日 -
農林水産物・食品の輸出額 1兆2000億円 1-9月 15.1%増2025年11月5日 -
米生産 現場は離農増を懸念 経営環境の安定化が急務 食糧部会2025年11月5日 -
コシヒカリ5kg5421円に 新米出回り「高値」拍車 10月の東京区部2025年11月5日 -
「愛ある農政」を求めて【小松泰信・地方の眼力】2025年11月5日 -
【異業種から見た農業・地域の課題】小さい農家も含めて守る発想が大事 地方創生は人材から 元日本生命・坂本博氏に聞く2025年11月5日 -
11月15日の農協研究会開催迫る 「准組合員問題にどう向き合うか」 参加者を募集2025年11月5日 -
JA貯金残高 107兆2325億円 9月末 農林中金2025年11月5日 -
ジビエを食べたい!買いたい!「全国ジビエフェア」開催 農水省2025年11月5日 -
鳥取県産梨「王秋フェア」 直営飲食店舗で11日から開催 JA全農2025年11月5日 -
宮崎県産ピーマン「グリーンザウルス」×【推しの子】コラボパッケージで販売開始 JAみやざき2025年11月5日 -
JAよこすか葉山の直売所から直送「すかなごっそ 季節の野菜セット」販売中 JAタウン2025年11月5日 -
【人事異動】日本製紙(12月1日付)2025年11月5日 -
相鉄沿線で街なか装飾追加、JR原宿駅で大規模屋外広告 2027年国際園芸博覧会協会2025年11月5日 -
第1回「リサイクルテック ジャパン」に出展 サタケ2025年11月5日 -
農業機械の新製品3機種を発表 2026年より順次発売 クボタ2025年11月5日 -
佐賀県太良町と包括連携協定を締結 タイミー2025年11月5日 -
「第66回下郷農協まつり」に出展 グリーンコープ生協おおいた2025年11月5日 -
「横浜地産地消月間キャンペーン」はっしーおすすめ賞品も 横浜市2025年11月5日 -
未来のアグリ「クマ対策支援チーム」を創設2025年11月5日


































