世界かんがい施設遺産に日本の4施設が登録2019年9月5日
国際かんがい排水委員会(ICID)は、9月4日にインドネシア・バリで開催した第70回国際執行理事会において、ICID日本委員会が世界かんがい施設遺産候補として申請した4施設を「世界かんがい施設遺産」として登録することを決定した。
インドネシアのバリ島で開かれた第70回ICID国際執行理事会において、世界かんがい施設遺産に登録された(菊池市役所のホームページから)
「世界かんがい施設遺産」は、かんがいの歴史・発展を明らかにし、理解醸成を図るとともに、かんがい施設の適切な保全に資するために、歴史的かんがい施設をICIDが認定・登録する制度で、平成26年度に創設された。
ICID本部に設置された審査委員会において、各国のICID国内委員会(日本事務局は、農水省農村整備局整備部設計課)から申請があった施設候補の審査を行い、9月4日の第70回ICID国際執行理事会で登録が決定した。
今回登録された日本の施設は次のとおり。
▽十石堀(じゅっこくぼり)(茨城県北茨木市)
▽見沼代用水(みぬまだいようすい)(埼玉県行田市、羽生市、加須市、鴻巣市、久喜市、桶川市、上尾市、蓮田市、白岡市、春日部市、さいたま市、越谷市、川口市、草加市、戸田市、北足立郡伊奈町、南埼玉郡宮代町)
▽倉安川・百間川かんがい排水施設群(くらやすがわ・ひゃっけんがわかんがいはいすいしせつぐん)(岡山県岡山市)
▽菊池のかんがい用水群(きくちのかんがいようすいぐん)(熊本県菊池市)
※登録施設の詳細については、農水省のホームぺージで紹介されている。
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