インドネシアが日本産食品の輸入規制を緩和 農水省2020年2月19日
農林水産省は2月18日、インドネシア政府から同国向けに輸出する日本産食品に対する放射性物質検査に関する輸入規制を緩和したとの通知があったと公表した。
東京電力福島第一原子力発電所事故の後、インドネシア向けに輸出される日本産食品(水産物などを除く)に放射性物質の検査が求められている。このたびインドネシア政府から、1月27日付けで7県産(宮城、山形、茨城、栃木、新潟、山梨、長野)以外の加工食品に対する放射性物質検査報告書要求を解除した旨の通知があった。
なお、47都道府県産の牛乳・乳製品、食肉およびその製品、穀物、生鮮果実、生鮮野菜に対する放射性物質検査書の添付義務には変更はない。また、インドネシア国内での通常検査は、なお同検査書の添付が要求される7県産以外の加工食品にも適用される。
緩和前と緩和後の輸入規制の概要は図のとおり。
緩和前と緩和後のインドネシアによる日本食品の輸入規制の概要
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