農政改革推進で組織再編 農水省2020年10月2日
農林水産省は令和3年度組織・定員要求で新たな基本計画に沿って農林水産業の成長産業化や、その土台となる生産基盤の強化などに向け組織再編を図る。
農水省は輸出のさらなる拡大や国内農業の生産基盤の強化に向けて本省を再編する。
輸出関連施策を中心に直接実行し、省横断的に強力に指揮、指導するとともに対外関係や国際協力などの業務を一元的に実施する「輸出・国際局」を設置する。輸出業務を担当する食料産業局と国際担当の国際部で再編する。
また、耕種農業の高収益化を強力に進めるため米、麦、大豆などと園芸作物を一体で担当する「農産局」を設置する。生産局と米麦政策を担当する政策統括官で再編する。
あわせて今後の輸出拡大の主翼を担う畜産分野について、新たな市場環境に適応した生産基盤の強化等を推進する「畜産局」を設置するほか、食に関する新事業を創出し国産農林水産物の需要拡大への貢献が期待される食品産業の振興を専門的に担う「大臣官房新事業・食品産業部」を設置する。名称はいずれも仮称。
そのほか農地・農業用施設に関わる自然災害に対する防災・減災、国土強靭化を図るための体制強化、CSF・ASF等の家畜伝染病や病害虫に対する国内防疫、水際検疫の適切な実施に向けた体制を強化する。政府の「農福連携等推進ビジョン」に基づき、農村振興局農村政策部都市農村交流課に「農福連携推進室」を設置する。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】ネギハモグリバエ・ネギアザミウマ 県下全域で多発のおそれ 岩手県2025年6月30日
-
24年産米2.6万円に 有利販売に努め積み上げ JA茨城、異例の公表2025年6月30日
-
梅雨の晴れ間の「DZ作戦」で、猛暑下の畦畔除草を回避しましょう 北興化学工業2025年6月30日
-
水稲は"白未熟粒"に加えて"不稔"にも警戒 果樹は長期的な樹種転換も検討 農研機構2025年6月30日
-
茨城県厚生連の赤字19億円超 「診療報酬の引き上げ必要」 24年度決算2025年6月30日
-
全国の「関係人口」 約2263万人 国土交通省調査2025年6月30日
-
夏休みの思い出づくりに「こども霞が関見学デー」開催 農水省2025年6月30日
-
随意契約米 全国4万6000店舗で販売2025年6月30日
-
7月の野菜生育状況と価格見通し はくさい、キャベツ、レタス、ばれいしょ価格 平年下回る見込み 農水省2025年6月30日
-
再保証残高 過去最高の6兆9000億円台 全国農協保証センター2025年6月30日
-
【JA人事】JAみい(福岡県)平田浩則組合長を再任(6月27日)2025年6月30日
-
【JA人事】JAにしうわ(愛媛県) 新会長に井田敏勝氏2025年6月30日
-
【今川直人・農協の核心】全中再興(1)2025年6月30日
-
元卓球日本代表・石川佳純が全国を巡る卓球教室 岩手で開催 JA全農2025年6月30日
-
【役員人事】JA全農青果センター(6月26日付)2025年6月30日
-
第42回「JA共済マルシェ」を開催 令和6年能登半島地震・奥能登豪雨の復興応援 JA共済連2025年6月30日
-
福岡のいちじくレビュー投稿キャンペーン「博多うまかショップ」で実施中 JAタウン2025年6月30日
-
農福連携の現場に密着 YouTube番組「根本凪ノウフク連携中」配信 JAタウン2025年6月30日
-
【役員人事】農林中金総合研究所(6月27日付)2025年6月30日
-
クボタと酪農学園大学が包括連携協定 学術振興と地域活性化へ共創加速2025年6月30日