耐性を持つイネばか苗病菌の発生で防除法紹介 新潟県2020年12月2日
新潟県病害虫防除所はプロクロラズ剤耐性イネばか苗病菌の発生を受け、病害虫発生予察速報第10号を12月1日に発表。種子消毒時のイネばか苗病の防除には、他の薬剤を使用するよう呼びかけている。
プロクロラズ剤耐性菌に対する同剤含有種子消毒剤の防除効果
今年、新潟県内で分離したイネばか苗病菌のプロクロラズ感受性検定を行った結果、調査した13地点中6地点でプロクロラズ剤(商品名:スポルタック乳剤、スポルタックスターナ SE)に耐性を示すイネばか苗病菌が確認された。今回の調査でプロクロラズ剤耐性菌に対して、同剤含有種子消毒剤の防除効果は大きく低下することが分かった。(図参照)
今後のプロクロラズ剤耐性および感受性ばか苗病菌に対する種子消毒剤の防除では、新潟県農作物病害虫雑草防除指針を参照し、地域の品種構成や防除実態を考慮した上で、防除効果が確認されているモミガードC剤、テクリードC剤等を代替剤として選定することを推奨している。
プロクロラズ剤(商品名:スポルタック乳剤)は、DMI殺菌剤(FRAC コード:3)に属する種子消毒用殺菌剤で、水稲ではいもち病、ばか苗病、ごま葉枯病の防除薬剤として令和2年度新潟県農作物病害虫雑草防除指針に掲載している。
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