【統計】大豆の生産費 10aあたり0.9%増-2020(令和2年)産2021年9月14日
農林水産省は8月27日に大豆の生産費を公表した。
個別経営では10a当たり資本利子・地代全額算入生産費(全算入生産費)は6万7195円で前年産に比べて0.9%増加した。労働費が▲3.6%、農機具費が▲0.7%と下がったが、農業薬剤費が10.8%上昇した。
10a当たり収量は206kgで前年産より5.6%増えた。10a当たりの労働時間は▲6.8%で6.4時間。1経営体当たりの作付面積は4.2haだった。60kg当たりの全算入生産費1万9510円で前年産にくらべて4.5%減少した。
組織法人経営では10a当たりの全算入生産費は5万6105円で前年産に比べて0.9%増加した。労働費が6.9%増加したほか、賃借料・料金が6.6%増加した。
10a当たりの収量は前年産より▲1.4%の143kgだった。10a当たりの労働時間は2.7%増の6.7時間だった。1経営体当たりの作付け面積は12.4haとなっている。
60kg当たりの全算入生産費は1.9%増の2万3445円となった。
◎そば生産費10a当たり3.6%増
また、8月13日に公表したそばの生産費は10a当たり3万8384円(全算入生産費)で前年産にくらべて3.6%増加した。労働費、種苗費が下がったものの、農機具費が上昇した。10aあたりの収量は3.0%増えて69kg。45kg当たりの生産費は▲0.3%の2万4837円となった。
10a当たりの労働時間は▲3.2%の3.06時間だった。1経営体当たりの作付面積は2.6haで6.7%増となった。
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