政府がウクライナ避難民に食料品提供へ パックご飯や缶詰パンなど2022年5月12日
政府は、ウクライナの避難民に対し、パックご飯や缶詰などの食料品を提供することを決め、11日夜、支援物資を乗せた航空機が羽田空港から飛び立った。12日、ポーランドでウクライナ政府に引き渡す予定。
航空機に積み込まれる政府の支援物資(農水省提供)
ウクライナ政府からの要請を受けて実施するもので、政府から食料品などを支援物資として送るのは初めて。ドイツでのG7農業大臣会合に出席する武部新農林水産副大臣が12日、ポーランドでウクライナ政府に引き渡す予定。
提供される食料品は、パックご飯3万9000パック(8.2t)やサバ缶8688缶(1.6t)、全粉乳2856袋(2t)、缶詰パン1632缶(0.3t)など合わせて約15t。
また、駐日ウクライナ大使館には、これまでに経済同友会からのアルファ米5000パックや製薬会社からの医薬品、医療機器会社からの医療機器が寄付されており、今回の食料品とともに運ばれ、支援物資とともにウクライナ政府に渡される。
ロシアからの侵攻を受けたウクライナから国外に避難した人の数は500万人を超えている。
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