大分県佐伯市で鳥インフルエンザ確認 今シーズンの発生は24道県に広がる2023年1月17日
農林水産省は1月17日、大分県佐伯市の養鶏場で、今シーズン国内60例目となる高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されたと発表した。大分県での鳥インフルエンザの確認は今シーズン初めて。
農水省によると、鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されたのは、大分県佐伯市の肉用鶏の農場で、飼養羽数は約1万3000羽。
1月16日、同農場から鶏の死亡が増えているとの通報を受けて大分県が簡易検査したところ陽性となり、17日、改めて遺伝子検査を行った結果、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜と確認された。
大分県での鳥インフルエンザの発生は、令和2年12月以来、約2年ぶり。全国の今シーズンの鳥インフルエンザの発生は24道県となった。
大分県によると、今回の農場から半径3㎞以内の移動制限区域内に農場はなく、3㎞~10㎞以内の搬出制限区域内には7農場があり、約16万羽が飼養されている。
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