漁村の魅力と所得の向上へ 「海業の取組事例集」公表 水産庁2023年9月5日
水産庁は2022(令和4)年より推進している「海業の取組」について各地の取り組みを一層進められるよう、これまでに行われた海業の取組事例集を作成した。
【主旨】
2022(令和4)年3月に閣議決定した漁港漁場整備長期計画の今後5年間に重点的に取り組む課題として、「『海業』振興と多様な人材の活躍による漁村の魅力と所得の向上」が掲げられ、海や漁村に関する地域資源を活かした海業等を漁港・漁村で展開、地域のにぎわいや所得を生み出すことを目指している。
水産庁では、
・モデル地区を12地区選定し、国と地域が一緒になって先行事例づくりに取り組む、
・関係省庁と連携して、海業振興に有効と考えられる「海業支援パッケージ」を作成する、
・こうした支援制度について、地域において十分に理解が進み、浸透するよう、相談窓口と併せ、関係省庁との連絡体制づくりを行うこと
など取り組みを進めている。
今回、これらに加え今後海業の横展開を図っていくにあたり、各地方公共団体が、取組の参考となるよう、各地で行われてきた取組事例を事例集としてまとめた。
【内容】
海業は海や漁村の地域資源の価値や魅力を活用する事業で、国内外からの多様なニーズに応え、地域のにぎわいや所得と雇用を生み出すことが期待される。
今回、都道府県より情報を集め、既に漁港にて行われている各地の取り組みのうち、一定の効果が発揮されているもの、更に効果の発現が期待されるもの、先進的取組等について事業に分類し事例集としてとりまとめた。
海業の取組として構成される事業区分
❶渚泊・体験・観光
❷釣り・マリンレジャー
❸飲食・販売
❹漁港活用の増養殖
❺市場見学・加工場活用
※離島・半島等地域の状況についても付記
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】冬春トマトなどにコナジラミ類 県西部で多発のおそれ 徳島県2025年11月7日 -
米の民間4万8000t 2か月で昨年分超す2025年11月7日 -
耕地面積423万9000ha 3万3000ha減 農水省2025年11月7日 -
エンで「総合職」「検査官」を公募 農水省2025年11月7日 -
JPIセミナー 農水省「高騰するコスト環境下における食料システム法の実務対応」開催2025年11月7日 -
(460)ローカル食の輸出は何を失うか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年11月7日 -
「秋の味覚。きのこフェア」都内の全農グループ店舗で開催 JA全農2025年11月7日 -
茨城県「いいものいっぱい広場」約200点を送料負担なしで販売中 JAタウン2025年11月7日 -
除草剤「クロレートS」登録内容変更 エス・ディー・エス バイオテック2025年11月7日 -
TNFDの「壁」を乗り越える 最新動向と支援の実践を紹介 農林中金・農中総研と八千代エンジニヤリングがセミナー2025年11月7日 -
農家から農家へ伝わる土壌保全技術 西アフリカで普及実態を解明 国際農研2025年11月7日 -
濃厚な味わいの「横須賀みかん」など「冬ギフト」受注開始 青木フルーツ2025年11月7日 -
冬春トマトの出荷順調 総出荷量220トンを計画 JAくま2025年11月7日 -
東京都エコ農産物の専門店「トウキョウ エコ マルシェ」赤坂に開設2025年11月7日 -
耕作放棄地で自然栽培米 生産拡大支援でクラファン型寄附受付開始 京都府福知山市2025年11月7日 -
茨城県行方市「全国焼き芋サミット」「焼き芋塾」参加者募集中2025年11月7日 -
ワールドデーリーサミット2025で「最優秀ポスター賞」受賞 雪印メグミルク2025年11月7日 -
タイミーと業務提携契約締結 生産現場の労働力不足の解消へ 雨風太陽2025年11月7日 -
スマート農業分野の灌水制御技術 デンソーと共同で検証開始 ディーピーティー2025年11月7日 -
コクと酸味引き立つ「無限エビ 海老マヨネーズ風味」期間限定で新発売 亀田製菓2025年11月7日


































