「食から日本を考える。NIPPON FOOD SHIFT FES.東京 2023」開催 農水省2023年9月6日
農林水産省は9月23日と24日、日本の「食」が抱える課題やめざす未来について考えるきっかけとするイベント「食から日本を考える。NIPPON FOOD SHIFT FES.東京 2023」を、東京・丸の内エリアの丸ビル1階マルキューブと丸の内仲通りで開催する。

農水省は、日本の食と農を取り巻く課題を身近なものとして考えてもらうため、消費者と生産者や事業者とが出会い、交わることで、食への新たな気づきや発見を促し、意識と行動を変えるためのきっかけ作りをめざしている。
同イベントは、食と農のつながりの深化に着目した国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」の一環で、日本の食や農をめぐる事情や課題、目指す未来について、ともに考えるきっかけを提供する。今回は、Z世代による「食」についてのトークセッション、農家エッセイ・コミックのパネル展示、日本全国の生産者たちがつくる農産物を扱ったマルシェやキッチンカーの出店など多彩な展示や催しを予定している。
マルキューブで行なわれるステージプログラムでは、「食」と「農」の未来を考える、オープニングトークセッションや、農業を学ぶ学生とデザインを学ぶ学生による異色のコラボトークセッションを実施。また、ニッポンフードシフトの新企画「餃子から日本を考える」に関連するトークコーナーで、餃子の王様と呼ばれるパラダイス山元さんによる餃子の美味しい作り方や食べ方を紹介する。
さらに、マンガ家の荒川 弘さんによる農家エッセイ・コミック『百姓貴族』(新書館・隔月刊ウィングス連載中)と東京農業大学、農水省がコラボしたパネル展示を実施。「捨てられる作物」「牛の話」「うんこは宝!」等、持続可能な農業や環境、いのちに関わる話を楽しく紹介する。
一方、丸の内仲通りの会場では、マルシェとキッチンカーが登場。食の未来を見据えて実際に行動している生産者との会話を楽しみながら、彩り豊かで新鮮な食材が並んだマルシェと、その食材のおいしさを最大限に引き出すキッチンカーを出店する。関西で人気のマルシェやニッポンフードシフトオリジナル商品を販売するキッチンカーが東京丸の内で収穫の秋を演出する。
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