鹿児島県で鳥インフルエンザ 国内21例目 年明けから5例発生 早期通報を2025年1月7日
農林水産省は1月7日、鹿児島県霧島市で今シーズン国内21例目となる高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されたと発表した。
農場は霧島市福山町にあり肉用鶏約12万羽を飼養している。
県内では3例目。2例目の発生農場の移動制限区域(半径3km圏内)にある。
鹿児島県は午前9時から飼養していた肉用鶏すべてを対象に殺処分を行っている。
農場から半径3km圏内の移動制限区域内には9農場あり、25万1000羽が飼養されている。
また、半径3kmから10km圏内の搬出制限区域内には56農場あり、455万1000羽が飼養されている。
高病原性鳥インフルエンザは昨年12月29日に茨城県八千代町で今シーズン国内16例目が発生し採卵鶏約108.5万羽が殺処分の対象となった。
年明けからは、1月2日に愛知県常滑市で17例目(採卵鶏約14.7万羽)、岩手県盛岡市で18例目(採卵鶏約12万羽)、5日に岩手県軽米町で19例目(肉用鶏約5万羽)、6日に愛知県常滑市で20例目(採卵鶏約12万羽)が発生した。
江藤拓農相は7日の定例会見で年明けに5例の発生が確認されたことに「集中的に出ている。これは大変だと思っている」と述べ、鶏の死亡は鳥インフルエンザ以外でも起きるが「間違っていてもいい。検査をしてもらって陰性だったというのはほめらるべきこと。怪しいと少しでも思ったらまずは早期に通報を。それが自分の農場を守ることになる。改めて緊張感を持っていただきたい」と関係者に呼びかけた。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】とうもろこしにアワノメイガが多誘殺 早めの防除を 北海道2025年7月1日
-
米価 5週連続で低下 5kg3801円 農水省調査2025年7月1日
-
【人事異動】農水省(7月1日、6月30日付)2025年7月1日
-
農水省 熱中症対策を強化 大塚製薬と連携し、コメリのデジタルサイネージで啓発2025年7月1日
-
作況指数公表廃止よりもコメ需給全体の見直しが必要【熊野孝文・米マーケット情報】2025年7月1日
-
【JA人事】JA岡山(岡山県)新会長に三宅雅之氏(6月27日)2025年7月1日
-
【JA人事】JAセレサ川崎(神奈川県)梶稔組合長を再任(6月24日)2025年7月1日
-
【JA人事】JA伊勢(三重県) 新組合長に酒徳雅明氏(6月25日)2025年7月1日
-
米穀の「航空輸送」ANAと実証試験 遠隔地への迅速な輸送体制構築を検証 JA全農2025年7月1日
-
JA全農「国産大豆商品発見コンテスト」開催 国産大豆を見つけて新商品をゲット2025年7月1日
-
こども園で食育活動 JA熊本経済連2025年7月1日
-
産地直送通販サイト「JAタウン」新規会員登録キャンペーン実施2025年7月1日
-
7月の飲食料品値上げ2105品目 前年比5倍 価格改定動向調査 帝国データバンク2025年7月1日
-
買い物困難地域を支える移動販売車「EV元気カー」宮崎県内で運用開始 グリーンコープ2025年7月1日
-
コイン精米機が農業食料工学会「2025年度開発賞」を受賞 井関農機2025年7月1日
-
「大きなおむすび 僕の梅おかか」大谷翔平選手パッケージで発売 ファミリーマート2025年7月1日
-
北海道産の生乳使用「Café au Laitカフェオレ」新発売 北海道乳業2025年7月1日
-
非常事態下に官民連携でコメ販売「金芽米」市民へ特別販売 大阪府泉大津市2025年7月1日
-
農作物を鳥被害から守る畑の番人「BICROP キラキラ鳥追いカイト鷹」新発売 コメリ2025年7月1日
-
鳥取県産きくらげの魅力発信「とっとりきくらげフェア」開催 日本きのこセンター2025年7月1日