鳥インフル 愛知で48例目 千葉で49、50、51例目2025年2月3日
高病原性鳥インフルエンザは2月3日時点で14道県51事例発生し、約935万羽が殺処分対象となっている。
1月31日に愛知県半田市の農場で今シーズン国内48例目が確認された。採卵鶏約42.5万羽が飼養されていた。
愛知県では半田市、常滑市で続発しており同県で13例目となった。
また、同日には千葉県で49例目(旭市:肉用鶏約7.7万羽)、50例目(匝瑳市:採卵鶏約8.1万羽)が確認された。
2月1日には旭市で51例目(採卵鶏約9万羽)が確認された。
殺処分対象は約935万羽となった。51事例中40事例が採卵鶏農場での発生で殺処分対象は844万羽となった。
1月の発生は34事例で過去最多発生だった2022年シーズン(全84事例)の19事例より多く、1月の殺処分数も651万羽と過去最多となった。
鳥インフルエンザの影響で鶏卵の価格が上昇しJA全農たまごのМサイズの相場は2月に入って東京305円(kg)と1月平均価格にくらべて47円値上がりしている。(大阪は同290円、名古屋は同320円、福岡は同280円)。
江藤拓農相は1月31日の記者会見で「令和4年は350円まで値上がりしたが、そういう事態は何としても避けたい」と話すとともに、愛知県など続発している地域では関係者が精神的にも肉体的にも疲弊しているとして「農水省としては、人の派遣も含めて、できる限りの支援をしてこれ以上の価格高騰に繋がらないよう努力したい」と述べた。
重要な記事
最新の記事
-
【26年度畜酪決着の舞台裏】加工補給金上げ12円台 新酪肉近で全畜種配慮2025年12月22日 -
配合飼料供給価格 トン当たり約4200円値上げ 2026年1~3月期 JA全農2025年12月22日 -
鳥インフルエンザ 岡山県で国内8例目2025年12月22日 -
【今川直人・農協の核心】農協の農業経営をめぐる環境変化(3)2025年12月22日 -
日本産米・米加工品の輸出拡大へ 意見交換会「GOHANプロジェクト」設置 農水省2025年12月22日 -
令和7年度スマート農業アクセラレーションサミット開催 JA全農2025年12月22日 -
「JA全農チビリンピック2025」小学生カーリング日本一は「軽井沢ジュニア」2025年12月22日 -
農政無策【森島 賢・正義派の農政論】2025年12月22日 -
【人事異動】ヤマタネ(2026年1月1日付)2025年12月22日 -
国産食肉シンポジウム「国産食肉が食卓に届くために」開催 日本食肉消費総合センター2025年12月22日 -
岡山県鏡野町と「災害時における無人航空機による活動支援に関する協定」締結 福田農機2025年12月22日 -
「英国The Leafies 2025」粉末緑茶「あらびき茶」が金賞受賞 鹿児島堀口製茶2025年12月22日 -
「かごしまスマートファーマー育成セミナー」令和7年度の受講生募集 鹿児島県2025年12月22日 -
日本トリム 農業用電解水素水整水器を活用 いちご「肥後こまち」販売開始2025年12月22日 -
宅配インフラ活用 地域を見守り子育て応援 九十九里町と連携協定 パルシステム千葉2025年12月22日 -
大分県大分市佐賀関大規模火災お見舞い金100万円を拠出 コープデリ2025年12月22日 -
新春は「いちごと洋梨のケーキ」丹頂鶴をフルーツで表現 カフェコムサ2025年12月22日 -
障害者雇用支援のエスプールと持続可能な農業モデル構築へ概念実証を開始 食べチョク2025年12月22日 -
滋賀県日野町と農業連携協定 生産地と消費地の新たな連携創出へ 大阪府泉大津市2025年12月22日 -
ブラジルCOP30から世界の気候危機を知る 現地イベント報告 パルシステム連合会2025年12月22日


































