【農薬登録】8剤が新登録(2月4日付)2015年2月12日
農林水産消費安全技術センター(FAMIC)は2月4日付の農薬登録情報を公表した。
同日付で新たに農薬登録を取得したのは次の8剤だ。
▽「スケダチエース1キロ粒剤」(除草剤・移植水稲)石原産業
▽「ヒエクッパエース1キロ粒剤」(除草剤・移植水稲)石原バイオサイエンス
▽「カブリオ乳剤」(殺菌剤・テンサイ)BASFジャパン
▽「ボクシー粒剤」(殺虫殺菌剤・稲)日本エコアグロ
▽「協友モンセレン粉剤DL」(殺菌剤・稲、バレイショ、い草)協友アグリ
▽「ネコソギメガ粒剤」(除草剤・樹木等)三笠産業
▽「ツインパディート箱粒剤」(殺虫殺菌剤・稲育苗箱)クミアイ化学工業
▽「ルーチンパンチ箱粒剤」(殺虫殺菌剤・稲育苗箱)クミアイ化学工業
石原が登録した除草剤2剤は有効成分フルセトスルフロンの単剤で、すでに同じ有効成分の剤として販売されている。
BASFの殺菌剤「カブリオ乳剤」の有効成分はピラクロストロビンで、リンゴの斑点落葉病、ナシの黒斑病、ブドウ、キュウリ、ハクサイ、カボチャのべと病、うどんこ病に適用がある「カルビオ」(水和剤)と同じ有効成分だ。
クミアイ化学の水稲育苗箱処理剤2剤は、昨年10月3日付で新規有効成分として登録された殺虫剤シアントラニリプロールと既存の殺菌剤イソチアニルとの2成分混合剤だ。同じ配合の剤としては、同日付で住友化学が「スタウトパディート箱粒剤」、バイエルが「ルーチンデュオ箱粒剤」の登録を取得している。
8剤の詳しい適用などは下表通り。
(関連記事)
・【農薬登録】14剤が新登録(1月21日付)(15.01.27)
・【農薬登録】協友バサグランが登録(12月17日付 (14.12.19)
・【農薬登録】10剤が登録(12月3日付) (14.12.05)
・【農薬登録】バイエルが新成分の麦用除草剤 (14.12.04)
・【農薬登録】協友「マメットSMジャンボ」を登録(11月5日付)(2014.11.11)
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