バイヤーとのマッチング相談56件 J-PAO2016年6月9日
日本プロ農業総合支援機構(J-PAO)は6月8日、平成27年度に同機構に寄せられた農業者の相談をまとめた。
J-PAOは民間企業など約180社が会員として参加し、プロ農業者の課題解決を支援するNPO法人。平成27年度に農業者などから寄せられた相談件数は247件、平成19年2月の設立以来最多で、累計1400件を超えた。
27年度の販売支援に関する相談件数59件のうち、バイヤーとのマッチングなどをサポートする販路開拓支援は56件と95%を占め、過去最多となった。同機構では、農業者による6次産業化への取組みの活発化を受け、「マーケットの調査や分析、商品開発などのアドバイス、バイヤーとのマッチング販売支援」の一連のサービスを提供した。
農業者の人材育成に関する相談は101件で、前年度比24件増加で過去最多となった。このうちセミナーや講演への講師派遣は86件で、同15件増加した。これはJAなど地域金融機関から取引先の農業者や自行職員向けの依頼が増加したことによる。
単発の講師派遣だけでなく、J-PAOのビジネススクールも継続、その他、運営会員の民間企業4社の協力で、「企業派遣型課題解決ワークショップ研修」を行った。農業者の経営力向上支援に好評を得ている。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(174)食料・農業・農村基本計画(16)食料自給率その他の食料安全保障の確保に関する目標2025年12月27日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(91)ビスグアニジン【防除学習帖】第330回2025年12月27日 -
農薬の正しい使い方(64)生化学的選択性【今さら聞けない営農情報】第330回2025年12月27日 -
世界が認めたイタリア料理【イタリア通信】2025年12月27日 -
【特殊報】キュウリ黒点根腐病 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【特殊報】ウメ、モモ、スモモにモモヒメヨコバイ 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【注意報】トマト黄化葉巻病 冬春トマト栽培地域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
【注意報】イチゴにハダニ類 県内全域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
バイオマス発電使った大型植物工場行き詰まり 株式会社サラが民事再生 膨れるコスト、資金調達に課題2025年12月26日 -
農業予算250億円増 2兆2956億円 構造転換予算は倍増2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(1)2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(2)2025年12月26日 -
米卸「鳥取県食」に特別清算命令 競争激化に米価が追い打ち 負債6.5億円2025年12月26日 -
(467)戦略:テロワール化が全てではない...【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月26日 -
【スマート農業の風】(21)スマート農業を家族経営に生かす2025年12月26日 -
JAなめがたしおさい・バイウィルと連携協定を締結 JA三井リース2025年12月26日 -
「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業」採択 高野冷凍・工場の省エネ対策を支援 JA三井リース2025年12月26日 -
日本の農畜水産物を世界へ 投資先の輸出企業を紹介 アグリビジネス投資育成2025年12月26日 -
石垣島で「生産」と「消費」から窒素負荷を見える化 国際農研×農研機構2025年12月26日 -
【幹部人事および関係会社人事】井関農機(1月1日付)2025年12月26日


































