新型コロナ、外出自粛の報道で大幅注文増 生協の宅配に欠品や遅れ2020年4月6日
関東信越の1都7県の生協を会員とするコープデリ連合会では、現在、食料品や生活消耗品を中心に想定を超える多くの注文があり、水産・畜産・冷蔵品・冷凍食品や、米・飲料・紙類を中心に、「欠品」や「1点制限」が生じている。

コープみらいのホームページに掲載されている
【新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴うお知らせ】
コープみらい、いばらきコープ、とちぎコープ、コープぐんま、コープながの、コープにいがた、コープクルコでは、新型コロナウイルス感染拡大や外出自粛の報道により、予想を大幅に超える注文を受けているため、一部商品で3月から「欠品」や「配達遅れ」「点数制限」が生じている。
千葉県・埼玉県・東京都を事業エリアとするコープみらいや、いばらきコープ、とちぎコープ、コープぐんまでは、4月に入ってからも「紙類や衛生用品を中心とした雑貨品、一部食料品」の欠品・配達遅れ・店数制限のほか「冷蔵品・冷凍品」の欠品が続いている。
また、多くの注文を受けているため、常温品を届けるために使用している「プラスチックの箱」が不足したため、組合員に手元にあるものを配達時に速やかに返却するよう呼びかけている。
こうした事態は、日本生協連が、コープデリを含む全国10の生協・連合会に加入する組合員を対象に3月27日から4月1日に行った「コロナウイルス感染症についてのアンケート」の結果(速報)でも、▽「人の多い場所へ出かけるのを避けた」が8割、「自宅で過ごす時間が増えた」が6割、「旅行や外出の予定を取りやめた・控えた」が5割となっているほか、▽休園・休校中の子ども・孫の平日の昼食を準備するといった家庭が増加していることなどを背景に生じていると見られる。
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