RE100達成へ長期ビジョンを宣言「サステナビリティレポート2020」発行 千葉大学2020年10月2日
千葉大学は、2040年までに消費電力量のすべてを再生可能エネルギー電力で賄うこと(RE100)をめざす長期ビジョンを宣言した「サステナビリティレポート2020」を発行した。
千葉大学は、国際規格ISO14001を学生主体で取得、継続。その活動を学生の実務教育の機会ととらえ、2004年度から発行している環境報告書も、環境ISO学生委員会の学生が編集長・副編集長を務め、学生が手分けして約1年をかけて制作している。今年は16人の編集部、58人の執筆担当者、1人のデザイナーの計75人の学生により制作された。同レポートは、9月30日発行の冊子と同大学Webサイトで公開している。
2020年版では、同レポートで初めて千葉大学が2040年までに、消費電力量のすべてを再生可能エネルギー電力で賄うこと(RE100)をめざすことを宣言した。
また、新型コロナウイルスに対応し、恒例の環境ISO学生委員会の委員長による学長インタビューもオンラインで実施。SDGsの理念に沿って特集記事「『誰一人取り残さない』形での新型コロナウイルス感染症対応を目指して」では、附属病院での患者受け入れ状況や教育の学生支援について取り上げている。SDGsに対する取り組みでは、11の取り組みを取り上げ、千葉大学のSDGsに対する取り組みが明確に分かるよう各ページにSDGsのアイコンを掲載している。
また、ページ構成や文章量を見直し、2019年版と比べ16ページの削減を実現。印刷部数は必要最低限とし、FSC認証の用紙使用や植物油インキの使うなど、印刷の工程における環境に配慮。印刷・製本に使用する電力(306.97kWh)は、バイオマス発電のグリーン電力で賄った。
「サステナビリティレポート2020」の編集を終え、編集長で文学部3年生の橋優実さんは「編集作業を通じて、 SDGsの達成に向けた取り組みについて深く考えることができた。また、読者を意識することにより、自分以外の人の視点で物事を考えることの大切さを学びました」と感想を述べるとともに、「同レポートを通して、千葉大学の活動への理解を深めていただき、SDGsの達成に向けた取り組みの促進に貢献できたら幸いです」と話している。
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