全国から注目の生産者が登場「サロン・ド・アグリ」開催 伊勢丹新宿店2020年11月2日
三越伊勢丹は、日本全国の個性豊かな農業関係者が、自ら手掛けた農作物や加工品を持ち寄り、お客に直接プレゼンテーションしながら販売する“農の祭典“「サロン・ド・アグリ・ジャポン」を11月4日~10日まで伊勢丹新宿店本館地下1階のフードコレクションで開催する。
石巻市発の若手漁師集団「FISHERMAN JAPAN」
注目の生産者が集まる同イベントは今年で5回目。今年は15の生産者チームの農作物や加工品を購入できる。
「サロン・ド・アグリ」今回、初登場の生産者は5組。馬と人のサステナブルな環境をめざして活動する岩手県の「ジオファーム八幡平」は、日本では難しいとされるマッシュルーム栽培を、現役を終えた競走馬の馬堆肥を活用する栽培方法で成功。標高の高い八幡平で栽培されることで、身の引き締まったマッシュルームになる。新宿伊勢丹本館地下1階の惣菜店「RF1」「丸政」「塚田水産」でも、このマッシュルームを使用したサラダ、天むす、さつま揚げなどを販売する。
群馬県の「こんにゃく工房迦しょう」からは、女性ならではの感性を活かした、見た目も美しいこんにゃく「てんぐの玉手箱」が初登場。海外生活を経て、15年前に移住就農した遠藤春奈さんが代表を務める同工房では、こんにゃくの魅力を発信するため、様々な加工品を製作している。期間中は、果実を贅沢に使った風船型がかわいいこんにゃくゼリーを販売する。出店日は11月7日のみ。
同じく初登場の静岡県の「滝尻わさび園」は、日本の食文化には欠かせない「真妻わさび」を販売する。木陰で湧き水が豊富な天城湯ヶ島で作られる真妻わさび。約2年かけて栽培され、その分辛味と粘りが強い。惣菜やジェラートなど加工食品も販売する。
また、徳島県からは、地域の農業と食文化をつなぐ「フードハブ・プロジェクト」の日本酒「神山の味2020山廃」が登場。「地産地食」を合言葉に、徳島県神山町の農業と食文化を次世代に繋いでいくプロジェクトで、神山の食文化を色濃く映した加工品を販売する。
さらに、漁業生産者も参加。宮城県石巻市で、「日本の漁業を、カッコよく伝えたい」と未来の水産業の形を提案するために結成された若手漁師集団「FISHERMAN JAPAN」が、銀鮭のっけ寿司や、生産から加工まで一貫した自社管理を行う女川産銀鮭の王様「銀王」の冷凍フィレなどを販売する。
「こんにゃく工房迦しょう」の遠藤春奈さん
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