大将軍は「諏訪弁 ほいじゃねェ」駅弁味の陣、受賞駅弁決定 JR東日本2020年12月17日
JR東日本は、今年で9回目となるJR東日本の駅弁頂上決戦「駅弁味の陣2020」を開催。消費者からの投票で最も評価の高かった「駅弁大将軍」に、長野県の「諏訪弁 ほいじゃねェ」が選ばれた。また、この他13の駅弁の受賞が決まった。
「駅弁味の陣2020」は、秋の行楽シーズンに合わせ、鉄道の旅に欠かすことのできない「駅弁」の魅力を発信し、観光創造や地域産業の活性化を図るために開催。10月1日~11月30日の期間中、計65商品がエントリーし、ハガキ、シリアルナンバーからのWEB投票と公式WEBサイトを通じて、昨年を上回る合計2万2319票の投票を集めた。
WEB投票のうち、駅弁の「味」「盛付」「掛け紙」の3項目を4段階で評価し、その平均値に駅弁ごとの投票数を加味して算出した値である総合評価が最も高かった「駅弁大将軍」は、長野県からエントリーされた「諏訪弁 ほいじゃねェ」(1080円)。信州・諏訪の名物を彩り豊かに詰合せ、掛け紙は四季折々に衣替えしている。
投票した消費者からは「見た目も彩もよく、諏訪地域を表現して、しかも美味しかった」「お箸の入っていた紙を広げると、お品書きになっていたのが、とてもよかった」「諏訪の美しいもの、名物がいっぱい。野沢菜入り餃子はお試しの価値あり」との声が寄せられた。
製造する(有)いずみは、「諏訪地域の観光を『味』で盛り上げようと、諏訪を中心とした長野県産の食材にこだわり有志が集って企画開発した。栄誉ある受賞の知らせには、一同驚きかつ歓喜。この受賞は諏訪の名産と信州の食文化の賜物ですので、今後も大切に継承していきたい」とコメントしている。
また、WEB投票のうち、総合評価が2番目に高かった「駅弁副将軍」は、栃木県からエントリーの「きざみ岩下の新生姜 きぶなカレー ブラックシーフード」(900円)が受賞。無病息災の「きぶな」をモチーフに製造メーカーの松廼家と岩下の新生姜がコラボした。
JR東日本は、受賞駅弁を集めたアフターイベント「宴」を2021年1月15日から2月14日まで開催予定している。
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