HACCP義務化へ対応 食品衛生管理をDXする「ハサプロ」リリース2021年1月29日
ITモノづくりの総合カンパニー(株)マウンテンゴリラは、食品衛生管理をDXするクラウド一括管理サービス「HACCPRO(ハサプロ)」をリリースした。

2020年5月からHACCPの義務化が進む食品業界では、衛生記録の形式が変わったり、新たに記録項目が増えた事業者も少なくない。ハサプロは、こうした記録を簡単にクラウドで管理。記録に特化しているため、複雑な設定や操作の必要がなく、タブレットを使うことで、紙にチェックしているように記録できる。また、記録はクラウドで一括管理されているため、現場と事務所の移動なども必要なく、破損や紛失の心配もない。
ハサプロは、食品業界のデジタル化の経験と実績を生かして開発されているため、専門家によるサポートなども充実。また、他のパッケージサービスでは難しい、事業者ごとの拡張も可能で提案や相談にも柔軟に対応する。
価格設定は現場の状況を考え、プラン毎の月額のみで利用できる。一般的にHACCPに対応する月額のサービスの多くがユーザー数などで課金されるが、食品業界の現場では柔軟に作業者の数を調整する事業者も多く、無駄な費用が発生してしまうことになる。ハサプロは通常プランは、月額2万円で、小規模向けの「ハサプロLite」も準備中。
HACCPの全てに対応したシステムは、事業所毎に違いが多く、一つのシステムで実現が難しいが、ハサプロは衛生記録だけに特化することで多くのメリットを実現するシステム。さらに、衛生記録でハサプロを導入し、社内が慣れたタイミングで、拡張していくこともでき、無理なくDXを進めることができる。
重要な記事
最新の記事
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
アメリカ・バースト【小松泰信・地方の眼力】2025年4月30日
-
【人事異動】農水省(5月1日付)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日
-
【'25新組合長に聞く】JA新潟市(新潟) 長谷川富明氏(4/19就任) 生産者も消費者も納得できる米価に2025年4月30日
-
備蓄米 第3回は10万t放出 落札率99%2025年4月30日
-
「美杉清流米」の田植え体験で生産者と消費者をつなぐ JA全農みえ2025年4月30日
-
東北電力とトランジション・ローンの契約締結 農林中金2025年4月30日
-
大阪万博「ウガンダ」パビリオンでバイオスティミュラント資材「スキーポン」紹介 米カリフォルニアで大規模実証試験も開始 アクプランタ2025年4月30日
-
農地マップやほ場管理に最適な後付け農機専用高機能ガイダンスシステムを販売 FAG2025年4月30日
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日