国分グループ本社と農業総合研究所が資本提携 バリューチェーン構築へ2022年5月13日
国分グループ本社と全国の都市部を中心としたスーパーマーケットで「農家の直売所」を運営する農業総合研究所は5月10日、資本提携を締結。2021年7月14日に締結した業務提携を加速させ、さらなる事業拡大をめざす。
第三者割当の概要
農総研は、国分を割当先とする総額1億3万400円の第三者割当増資を実施。国分が保有する全国の調達・販売網や青果物の流通加工機能と、農総研が保有する農産物流通プラットフォームや物流ネットワークを相互に活用することで、「物流」「販路拡大」「販売促進」での協業を推進し、バリューチェーンの構築をめざす。
国分×農総研_資本提携図
◎両社が進める主な協業
1.「東日本マザーセンター」を基軸とした物流・流通加工とコールドチェーンの構築における協業
・両社の加工・物流拠点を融合した「東日本マザーセンター」を新設
・幹線物流や域内配送を相互利用することによる物流コストの削減、流通加工における生産性・業務品質の向上、加工の多様性などを実現
・コールドチェーン構築による鮮度保持の向上や物流集約によるコスト削減
2. 両社の調達(産地)・販売網を相互利用することによる販路拡大と販売促進の強化
・「調達」や「販売網」の相互利用による得意先への提案力強化や産地(調達先)の販路拡大
・生産者やメーカー、小売店と連動した「商品化」(ブランディング)による青果売り場の活性化
・気象データや相場情報を学習させたAIによる生鮮品相場の予測
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