自給で脱原発 映画「原発をとめた裁判長 そして原発をとめる農家たち」9月公開2022年7月7日
パルシステムでんきの発電産地である二本松有機農業研究会(福島県二本松市)が、電力の自給をめざし、ソーラーシェアリングで農業と電力生産の両立を図る姿を描いたドキュメンタリー映画『原発をとめた裁判長 そして原発をとめる農家たち』が、9月から全国で順次公開される。
二本松有機農業研究会の太陽光パネル
二本松有機農業研究会は、パルシステムの産直提携産地として青果を出荷している。同会の近藤恵氏は原発事故で農業生産に影響を受け、再生可能エネルギーによる電力自給の重要性を実感。同団体にエネルギー部会を立ち上げた。映画では、農地に太陽光パネルを設置し、生産活動と同時に太陽光発電をするソーラーシェアリング始動までの道のりと、福島で太陽光発電農業に取り組む農家の原発への反対の意思が描かれている。
パルシステムは、原子力発電が環境や社会の持続可能性を脅かすことのないよう、再生可能エネルギーの普及をめざしている。同団体の太陽光パネル設置では、独自の助成金制度「地域づくり基金」により資金面で支援。現在はパルシステムでんきの発電産地として電力を供給している。映画を通じて、原子力発電の危険性が社会に認知され、再生可能エネルギーが普及するよう、発電産地とさまざまな取り組みを進めていく。
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