成人の食事3000回分を削減「食べ残しゼロ運動」36日間で9000人が参加 パルシステム2022年11月29日
パルシステム連合会は、10月の「食品ロス削減月間」に、毎日の食事での「食べ残しゼロ」などを呼びかける「我が家の食品ロス削減アクション」を実施。36日間でのべ9183人が参加し、食品ロス削減量は2.2トンとなった。
「我が家の食品ロス削減アクション」(後援:環境省)では10月3日から11月7日までの36日間、「食べ残しゼロ運動 5日間チャレンジ」と「みんなの食べきりテク」を募集した。「食べ残しゼロ運動 5日間チャレンジ」では、食べ残し廃棄を出さなかった日数をカウントし、専用の応募フォームへ申告。その結果、期間中にのべ9183人の参加があり、1世帯当たりの平均日数は10.5日で、呼びかけた5日の倍以上となった。
また、環境省の「市区町村食品ロス実態調査支援報告書」などに基づき試算した食品ロス削減量(1人1日当たり23グラム)は、2.2トンにのぼった。これは、日本人の成人1日当たり平均摂取量2039グラムに換算すると、3236食分に相当。1年間続ければ、それだけで3万食以上の食事が生み出されることになる。
「みんなの食べきりテク」投稿されたホッケの残りを混ぜたコロッケ
あまった料理のリメイクアイデアも寄せられ、「みんなの食べきりテク」では、食材を食べきるための保存方法やレシピ、食品ロスを発生させない工夫を専用フォームで募集。残ったホッケの開きをジャガイモと混ぜて、ポルトガル料理「干し鱈のコロッケ」風にした料理の投稿や、「有機の野菜なら皮まで食べられ、栄養をとりながら料理の手間も省けます」など、多くのアイデアが寄せられた。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】カンキツ類に果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 高知県2025年10月17日
-
【国際協同組合年・特別座談会】いまなぜ二宮尊徳なのか 大日本報徳社鷲山社長×JAはだの宮永組合長×JAはが野猪野氏(1)2025年10月17日
-
【国際協同組合年・特別座談会】いまなぜ二宮尊徳なのか 大日本報徳社鷲山社長×JAはだの宮永組合長×JAはが野猪野氏(2)2025年10月17日
-
【国際協同組合年・特別座談会】いまなぜ二宮尊徳なのか 大日本報徳社鷲山社長×JAはだの宮永組合長×JAはが野猪野氏(3)2025年10月17日
-
25年度上期販売乳量 生産1.3%増も、受託戸数9500割れ2025年10月17日
-
(457)「人間は『入力する』葦か?」という教育現場からの問い【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年10月17日
-
みのりカフェ 元気市広島店「季節野菜のグリーンスムージー」特別価格で提供 JA全農2025年10月17日
-
JA全農主催「WCBF少年野球教室」群馬県太田市で25日に開催2025年10月17日
-
【地域を診る】統計調査はどこまで地域の姿を明らかにできるのか 国勢調査と農林業センサス 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年10月17日
-
岐阜の飛騨牛や柿・栗など「飛騨・美濃うまいもん広場」で販売 JAタウン2025年10月17日
-
JA佐渡と連携したツアー「おけさ柿 収穫体験プラン」発売 佐渡汽船2025年10月17日
-
「乃木坂46と国消国産を学ぼう!」 クイズキャンペーン開始 JAグループ2025年10月17日
-
大阪・関西万博からGREEN×EXPO 2027へバトンタッチ 「次の万博は、横浜で」 2027年国際園芸博覧会協会2025年10月17日
-
農薬出荷数量は0.5%増、農薬出荷金額は3.5%増 2025年農薬年度8月末出荷実績 クロップライフジャパン2025年10月17日
-
鳥取県で一緒に農業をしよう!「第3回とっとり農業人フェア」開催2025年10月17日
-
ふるさと納税でこどもたちに食・体験を届ける「こどもふるさと便」 IMPACT STARTUP SUMMIT 2025で紹介 ネッスー2025年10月17日
-
全地形型プラットフォーム車両「KATR」、レッドドット・デザイン賞を受賞 クボタ2025年10月17日
-
農業分野初「マッスルスーツSoft-Power」と「COOL-VEST」を同時導入 イノフィス2025年10月17日
-
伝統のやぐら干し「産直大根ぬか漬けたくあん」がグッドデザイン賞受賞 パルシステム2025年10月17日
-
鳥インフル 米モンタナ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年10月17日