良品計画と連携 一次生産者の人手不足解消、地域の活性化支援で取組 おてつたび2023年3月20日
人手不足を地域との出会いに変えるマッチングサイト『おてつたび』を運営する株式会社おてつたびは、無印良品を展開する株式会社良品計画と連携。3月17日から「諸国良品」サイトで「おてつたび」を利用する生産者の農産物の取り扱いを始めた。

「おてつたび」は、お手伝いという新しい旅の目的を作ることにより、著名な観光名所ではない地域にも人が訪れ、地域の人手不足の解消と、地域活性化や関係人口創出につなげている。一方、良品計画は、「感じ良い暮らしと社会」の実現を目指し、各自治体や地域住民とともに地域を活性化するさまざまな取り組みを進めている。取り組みの一つである「諸国良品」は、日本国内の各地域に根差したものや、地域を守る取り組み・課題解決を担う商品などを産地直送で取り寄せられる産直EC事業で、2015年の開始から1700以上の地域産品を取り扱ってきた。
今回の連携では、一次生産者の人手不足解消、地域の活性化支援に取り組み、持続可能な地域社会の実現を共に目指す。取り組みとしては、「おてつたび」を利用する生産者の農産物を無印良品ECサイト内の産直ページ「諸国良品」で販売。 順次、諸国良品で取り扱う「おてつたび」の利用農家数、農産物の品目数も増やし、生産者の販路拡大につなげる。
連携の概要
農産品の各ページには、購入を検討する際に、生産者のこだわりや生産現場を身近に感じられるよう、おてつたび参加者からのレポートを掲載。取り扱う農産品は、青果だけでなく米や加工品など、順次増やしていく。
取り組みの第1弾として、 佐賀県藤津郡太良町の「A-noker」のアスパラガスを無印良品ECサイト内の産直ページ「諸国良品」で3月から販売し、商品ページには、おてつたび参加者のレポートが掲載。レポートでは、3月12日 〜4月8日の期間、「おてつたび」に参加する3人が、受け入れ農家の「A-noker」のもとでアスパラガス収穫作業、選別・梱包作業、ハウスの管理作業をお手伝い しての感想などを紹介する。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(169)食料・農業・農村基本計画(11)世界の食料輸出市場と主要輸出国の動向2025年11月22日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(86)無機化合物(求電子剤・銅)【防除学習帖】第325回2025年11月22日 -
農薬の正しい使い方(59)生態に合わせた害虫防除の考え方【今さら聞けない営農情報】第325回2025年11月22日 -
【特殊報】チュウゴクアミガサハゴロモ 府内のミカン園などで初確認 京都府2025年11月21日 -
【浜矩子が斬る! 日本経済】経済統計は見方と使い方が肝要 国富の中の格差に目を2025年11月21日 -
農業法人「奥松農園くにさき」が破産 負債5.5億円 補助金事業の施設に海水侵入2025年11月21日 -
国産米重視が83.4%「2025年お米についてのアンケート調査」日本生協連2025年11月21日 -
シャインマスカット苗の「違法販売」防げ 注意喚起、商品削除...農水省とフリマ業者、対策に注力2025年11月21日 -
AI×アジャイルでアプリ開発 JAグループ若手が成果発表「Nexus Craft Lab 2025」2025年11月21日 -
(462)穀物が育んだ人類の知恵【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年11月21日 -
JA常陸「茨城県産 笠間の栗」予約販売中 JAタウン2025年11月21日 -
濃厚な甘さとフレッシュな果汁「国産温州みかんフェア」21日から開催 JA全農2025年11月21日 -
食べて知って東北応援「東北6県食材フェア」22日から開催 JA全農2025年11月21日 -
百名店監修みやぎ米レシピを提供 デリッシュキッチン・食べログとコラボ JAグループ宮城2025年11月21日 -
若手職員がキャリア自律を考える「3県合同キャリアワークショップ」開催 JA愛知信連2025年11月21日 -
JA三井リース ベイシア前橋みなみモール店のオンサイトPPA事業者として参画2025年11月21日 -
農林水産業の持続的発展へ金融・非金融で支援 サステナブル・ファイナンスは10兆円超 農林中金2025年11月21日 -
「乾田直播栽培技術標準作業手順書」新たな地域版6編を公開 農研機構2025年11月21日 -
「えひめ・まつやま産業まつり-すごいもの博 2025-」出展 井関農機2025年11月21日 -
半導体用プロセスケミカル企業AUECC社 買収に合意 住友化学2025年11月21日


































