新「くるみアレルゲン表示」に対応した通知法検査開始 ビジョンバイオ2023年3月22日
検査試薬開発販売、受託検査サービス、品質管理・付加価値向上支援のビジョンバイオは、食物アレルギー(アレルゲン)検査の「くるみ」について、3月23日から消費者庁次長通知に対応した検査の受託を開始する。
食物アレルギーの表示対象品目については、アレルギー患者の発生状況や症状の実態によって、必要に応じて追加・変更されている。くるみは、これまで特定原材料に準ずるものに含まれていたが、近年、食物アレルギーの原因食物となる木の実類の割合が増加。小麦を抜いて主要3大原因食べ物の一つとなったことや、木の実類の中でもくるみによる食物アレルギーの症例数の増加が著しかったことから3月9日、食品表示基準の改正によりくるみが特定原材料に追加され、アレルギー表示が義務化された。
表示義務化に伴い、消費者庁から「食品表示基準について(平成27年3月30日付け消食表第139号消費者庁次長通知)」における「別添アレルゲンを含む食品の検査方法」に、新たに「くるみ」の検査方法が追加された。
新通知法に対応したELISAキットとしては、主に、森永生科学研究所製(モリナガキット)や日本ハム製のものがある。このほど、モリナガキットの販売が始まったことから、ビジョンバイオは、モリナガキットを用いた検査の受託を開始。日本ハム製のキットを用いた検査は、キットが販売開始され次第ラインナップし、4月上旬までには消費者庁次長通知に完全準拠した検査体制を整える見込み。
くるみELISA法(モリナガ1キット)の料金は、Sコース(3営業日)が1万1000円、Cコース(8営業日)が1万8000円。価格はいずれも税別。
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