2foodsと共同開発 プラントベースエッグ「Ever Egg」販路拡大 カゴメ2023年4月7日
カゴメは、プラントベースフードブランド「2foods(トゥーフーズ)」を手がけるTWOと、プラントベースエッグ「Ever Egg」と「Plant Based Demi Glace Sauce(プラントベースデミグラスソース)」の常温タイプを共同開発。4月4日から、全国のスーパーマーケットやEC等に販路を拡大した。
両社は、2021年4月に包括業務提携契約を締結。最新のフードテックを活用するTWOと、120年にわたり野菜の真価を追求してきたカゴメ双方の強みを生かし、プラントベースフードの共同開発を進めている。
2022年3月に、両社で開発した独自技術「野菜半熟化製法」(国内特許出願中)を使い、原材料に野菜を使ったプラントベースエッグ「Ever Egg」(冷凍タイプ)と、「Ever Egg」を使ったプラントベースオムライスを発表。「Ever Egg」の原材料には、一般的にプラントベースエッグの原材料となる大豆を使わず、100パターン以上の組み合わせの中から人参と白インゲン豆を選定し、"ふわとろ"食感を追求した。
2022年6月には2foodsオンラインショップで一般販売を始め、「本物の卵みたい」「お店で出てきそうな"ふわとろ"な食感」と好評を得ている。
世界のプラントベースエッグの市場は、2022年の約2600億円から2030年には1兆2000億円に到達するとも予測され、新しい食の選択肢として注目が集まっている。
新発売の「Ever Egg」の常温タイプは、こだわりの"ふわとろ"食感はそのままに常温で保存でき、より気軽にプラントベースエッグを楽しめる。
プラントベースエッグの「「Ever Egg」で作った親子丼
プラントベースオムライスのソースとして開発した冷凍の「Plant Based Demi Glace Sauce」も、常温タイプで発売。牛肉をじっくり煮込んだようなコクを出すためにオニオンソテーや豆乳バター、赤ワイン、「野菜だし調味料」を使って味を仕上げている。
また、共同開発商品第二弾として、プラントベースの「2foodsオリジナルカレー」と「2foodsまるでバターチキンカレー」(いずれもレトルト商品)を新発売。4日から、2foodsオンラインショップ・店舗、全国のスーパーマーケットやEC等で販売する。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(149)-改正食料・農業・農村基本法(35)-2025年7月5日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(66)【防除学習帖】第305回2025年7月5日
-
農薬の正しい使い方(39)【今さら聞けない営農情報】第305回2025年7月5日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 石川県2025年7月4日
-
(442)エーカレッジ(作付面積)から見る変化【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月4日
-
【JA人事】JAながさき県央(長崎県)里山耕治組合長を再任(6月27日)2025年7月4日
-
人的資本を人事制度で具体化する 「令和7年度 人事制度改善セミナー」開催 JA全中2025年7月4日
-
「有機薄膜太陽電池」で発電した電力 ブドウの着色に活用 実証実験開始 山梨県2025年7月4日
-
株主優待制度を新設 農業総研2025年7月4日
-
夏の訪れ告げる初競りの早生桃 福島県産「はつひめ」販売 青木フルーツ2025年7月4日
-
ニッテン「スズラン印」ロゴマークをリニューアル 日本甜菜製糖2025年7月4日
-
「国際協同組合年」認知度調査「生協に参加したい」が7割 パルシステム2025年7月4日
-
洋菓子のコロンバン主催「全国いちご選手権」あまりんが4連覇達成2025年7月4日
-
野菜わなげや野菜つり 遊んで学ぶ「おいしいこども縁日」道の駅とよはしで開催2025年7月4日
-
北海道初進出「北海道伊達生産センター」完成 村上農園2025年7月4日
-
震災乗り越え健康な親鶏を飼育 宮城のたまご生産を利用者が監査 パルシステム東京2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「農政技術(森林)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「獣医師(家畜保健衛生分野)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
信州の味が集結 JA全農長野×ファミマ共同開発商品 長野県知事に紹介2025年7月4日
-
障害者のやりがい・働きがい・生きがい「ガチャタマ」で応援 パルシステム埼玉2025年7月4日