いちごの里ファーム グレートカンパニーアワード2023「社会貢献賞」受賞2023年4月11日
株式会社いちごの里ファーム(栃木県小山市)は船井総合研究所が開催する「グレートカンパニーアワード2023」で、『社会貢献賞』を受賞した。
「グレートカンパニーアワード2023」は、社会性・教育性・収益性・成長性・環境性を兼ね備えた企業を称え、企業の社会的意義を広めることを目的に船井総合研究所が開催するアワード。いちごの里ファームは、さまざまな取り組みを通じて地域の活性化に寄与し、地域に支えられ成長を続けていることから『社会貢献賞』が贈られた。
同社は栃木県小山市で約4万坪のいちご狩り農園を経営しており、農作物としての市場出荷はせず、オープン以来完全予約制で運営している。いちご狩り以外にもレストラン、カフェなどの施設を経営しており、農林水産省「第8回ディスカバー農山漁村(むら)の宝」に選定されるなど、高く評価されている。
2017年は同ファームに約30万人が来場し、その年の小山市の観光客入込数(343万5671人)の約9%に当たる。また、同社は社会福祉法人を立ち上げ、障がい者雇用を進めるほか、今後は近隣の市町村などより広範囲な地域を巻き込み、地域への新たな社会貢献もめざしている。
コロナ禍は観光農園にも大きな影響があったが、集客ターゲットを団体客から個人客にシフトし、農園の外のショッピングセンターにプリン専門店を出店するなど新たな収益源を構築。2022年の年商は10億円を突破し、この10年で2.5倍に成長した。また、コロナ禍で年末年始のキャンセルが相次いだ際は、いちごの廃棄を防ぐため、「いちごの里応援パック」を販売したところ、1か月半で1万ケースを販売するなど、地域やファンに支えられている。
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