農業転職で人気は路地野菜・畑作「農業ジョブ」求職者アンケート調査2024年6月12日
農林水産業専門の人材サービス「農業ジョブ」を運営する株式会社シンクロ・フードは、農業ジョブに登録している求職者を対象に、就農に興味を持ったきっかけや希望業種についてアンケート調査を実施。農業への転職を考えたきっかけで最も多かった回答は「食に関わる仕事がしたいから」。また、農業への転職で最も興味のある業種として「路地野菜・畑作」が挙がった。
同調査は5月2日~11日、インターネットで行われ、回答者は64人。
農業に転職しようと考えたきっかけは?※複数回答(N=64)
農業に転職しようと思ったきっかけについて聞いたところ、28%が「自分が口にしている食に関わる仕事がしたいと思ったから」と回答。続いて「一般企業への転職ではないキャリアを選択したかったから」(22%)、「田舎の移住手段として農業を検討したから」(13%)という結果になった。
あなたが就業したい一番興味のある業種は?(N=64)
就業したいと考えている、一番興味のある業種についは、最も多かった業種は「路地野菜・畑作」(30%)。次に「施設野菜」(16%)、「果樹」(16%)と続いた。「路地野菜・畑作」を選んだ理由として多かったのは、「経験がありイメージしやすい」「家庭菜園に興味がある」「野菜作りに興味がある」など。「施設野菜」を選んだ理由としては、「天候の影響を受けにくい」「効率的に生産できそう」などが挙がった。また、「果樹」を選んだ理由としては、「手伝った経験があるから」「果樹園が多い地域に住んでいるから」など。
95%の登録者が第一希望の業種以外も検討
他業種を検討する際に最も重視する要素は?(N=62)
一番に選んだ業種以外に他業種も検討できるか聞いたところ、「前向きに検討できる」(67%)、「妥協して検討できる」(28%)という結果に。95%の登録者が他業種でも検討しているということになる。
さらに、「前向きに検討できる」「妥協して検討できる」と回答した人に対し、どのような要素があると検討できるか、最優先順位の高いものを聞いたところ、最も多かったのは「野菜関連の業種であること」(24%)。次に「希望のエリア」(16%)、「教育体制の充実」(13%)と続いた。給与の高さよりも、働く環境を重視している方が多い傾向にあることがわかる。
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