新潟県粟島の青大豆使用「miino一人娘 しお味」数量限定で発売 カルビー2025年4月22日
カルビーは4月21日、豆まるごとのおいしさを、いつでもどこでも楽しめる「miino(ミーノ)」シリーズから、新潟県の離島・粟島の青大豆「一人娘」を使った新商品「miino一人娘 しお味」を発売。公式オンラインショップ「カルビーマルシェ」、アンテナショップ「カルビープラス」、粟島の土産店で数量限定で発売する。
数量限定販売の「miino一人娘 しお味」
カルビーは、ローカルに根付いたものづくりを進化させるため地域に眠る素材を探していたところ、2020年に在来種の青大豆「一人娘」と出会った。新潟県の離島・粟島の潮風が吹き付ける豊かな土壌で育った「一人娘」は大粒でおどろくほど風味豊かで、他人に教えたくないほどおいしいことから、別名では「いうなよ」と呼ばれる知る人ぞ知る名産品。しかし、島の人口減少や生産者の高齢化に伴い、生産量が落ちていた。
大粒の青大豆「一人娘」
そこで、カルビーは「一人娘」の生産拡大を目指すプロジェクトを2022年に開始。粟島の人々と共にカルビー社員が耕作放棄地約40アール(約1200坪)を開墾し、種まきや雑草刈りを行った。さらに、同11月にはカルビーのファンや粟島に興味関心のある人を募って収穫ツアーを実施。2023年4月には「miino一人娘 しお味」を1500円(税込)で発売した。
2023年には栽培面積を約73アール(約2200坪)に拡大し、前年に比べ約1.8倍の収穫量を実現したことで、2024年の価格を約1/3に抑えることができた(1袋 税込み540円)。また、2024年には栽培面積が約120アール(約3600坪)まで拡大。ほぼ手作業で育てた「一人娘」は、フライすることで甘みが増し、豆のおいしさが凝縮された希少で特別な「miino」に仕上がっている。
「miino一人娘 しお味」(27g/税込540円)は、新潟県粟島産の甘みが強く大粒の青大豆「一人娘」を100%使用。独自製法でまるごとフライし、他にはない香ばしくサクッとした食感が楽しめる。素材の味が引き立つシンプルな塩味で味付けした。パッケージは、人や自然に囲まれ、愛情をいっぱい受けながら育ってきた一人娘を表現。門出やお嫁に行くシーンをイメージし、白を基調に、金色でアクセントをつけた。粟島をかたどったイラストも配置している。
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