千葉市初のワイン醸造所「千葉ワイナリー」誕生 トミオホールディングス2025年11月12日
株式会社トミオホールディングス(千葉市若葉区)は10月8日、酒類製造免許(果実酒製造免許)を取得し、千葉市で初となる醸造所 「千葉ワイナリー」を開業した。地域社会と共に歩み、100年先の未来へと受け継がれる「ワイン文化」を千葉で育んでいくための第一歩となる。
「千葉ワイナリー」の初醸造(2025年)は、千葉県佐倉市と柏市産のブドウを用いた委託醸造に加え、千葉大学沼田農場(群馬県沼田市)のリンゴを使ったシードル、千葉県松戸市産黒ブドウのロゼ、同柏市産の梨を原料とした発泡酒などに挑む。
地域や大学、農家との連携による多様な醸造への挑戦は、千葉市から新しい食文化を広げる試金石となるもの。11月22日には「TOMIO WINE FESTIVAL」を開き、千葉市初のワイナリーで醸造されたワインを披露し、地域とともに育んだ成果を広く発信する。

自社ブドウを栽培する下田圃場(千葉市若葉区下田町)
さらに2026年秋には、自社圃場(千葉市若葉区)で育てたブドウを原料とする "千葉市産ワイン" の醸造を開始予定。千葉市は2026年に「千葉開府900年」の節目に当たることから、「千葉ワイナリー」は、記念の年に "千葉市産ワイン"を世に送り出し、次の100年、千葉開府1000年へと未来を見据えている。

千葉ワイナリーの自社醸造所
"千葉市産ワイン" がもたらす効果は、農業(第一次産業)、酒類製造業(第二次産業)、酒類販売業(第三次産業)を一気通貫で結ぶ "六次産業化" と多岐にわたり、新たな産業と雇用を生み出すとともに、地域ブランドを醸成につながる。「千葉ワイナリー」は、ワインを楽しむ場にとどまらず、学びや交流、文化創造の拠点として国内外に情報を発信し、世代を超えて愛される存在を目指す。
重要な記事
最新の記事
-
「節水型乾田直播」は収量安定化が不可欠 超党派「農業の未来を創造する議員連盟」が農水省・農研機構からヒアリング(2)2025年11月12日 -
令和7年度「農作業安全ポスターデザインコンテスト」受賞作品を決定 農水省2025年11月12日 -
JA全農と越後薬草コラボ「新潟県産ル レクチエ・サワー」発売2025年11月12日 -
みのるダイニング札幌店で「JAさっぽろ札幌伝統野菜フェア」開催 JA全農2025年11月12日 -
北海道「ホクレン」約500点を送料負担なしで販売中 JAタウン2025年11月12日 -
宮城県の農家、JA新みやぎと協働 地域共生プロジェクト開始 魁力屋2025年11月12日 -
JAいずみのと連携 子どもたちがサツマイモ収穫体験に挑戦 泉大津市2025年11月12日 -
福井のブランド米を味わう「いちほまれフェス」開催 福井県あわら市2025年11月12日 -
鳥インフル 米国からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年11月12日 -
ユーグレナ育ち認定製品 水産・畜産分野で販売開始2025年11月12日 -
インパチェンス「サンパティオ スカーレット」限定販売 サカタのタネ2025年11月12日 -
常陸那珂事業所 新倉庫完成 東洋埠頭2025年11月12日 -
能登半島災害支援「能登フェア」グリーンコープ店舗で開催 グリーンコープ共同体2025年11月12日 -
千葉市初のワイン醸造所「千葉ワイナリー」誕生 トミオホールディングス2025年11月12日 -
若手花き生産者と連携「花の未来をつなぐブーケ」発売 ブルーミー2025年11月12日 -
甘いも、しょっぱいも1袋に「冬のつまみ種」期間限定で新発売 亀田製菓2025年11月12日 -
果樹園向け自律散布ロボット「Aries300N」日本市場で本格展開 ALLYNAV2025年11月12日 -
まるまるひがしにほん 長野県「信州上田地域まるっとうまいもの市」開催 さいたま市2025年11月12日 -
クリスマスを彩るポインセチア 篠園芸で15品種6万鉢が出荷最盛期 埼玉県入間市2025年11月12日 -
「笑顔いっぱいフェス」ウニクス上里で開催 生活クラブ埼玉2025年11月12日


































